2022年の参議院選挙を控え、前週から地方行脚をスタートさせた自民党の茂木幹事長は、4日、視察先の山梨県で「参議院選に勝つことで本当の意味での安定した政権ができる」と訴えた。
この記事の画像(3枚)茂木氏が訪問した山梨県は、来年の参議院選挙で勝敗のカギを握る改選1人区の1つだ。県連幹部らとの意見交換で、茂木幹事長は「本当に安定した政権のもとで、国民の皆さんにお約束したさまざまな政策を進めていく、こういった点からも、極めて大事な選挙だ」と強調した。
その上で「特に山梨をはじめとする全国32の1人区で勝利できるかどうか、これが極めて重要だ」と述べ、1人区の足場固めに全力を挙げる考えを示した。
一方、茂木氏は4日で幹事長就任1カ月を迎えたことについて「あっという間だった」と振り返り、与党間での調整が必要となった18歳以下への10万円相当給付などの経済対策について「速やかな合意ができた」と述べ、自身の成果をアピールした。