沖縄県を訪問した自民党の茂木幹事長は、大量の軽石が漂着したうるま市の漁港の被害状況を確認し、「補正予算で180億円確保したので、しっかり対応したい」と強調した。



小笠原諸島で起きた火山噴火の影響で、うるま市には10月中旬から大量の軽石が漂着し、養殖の高級魚「琉球スギ」が500匹(被害額約300万円)、2022年の養殖用の稚魚3500匹が死ぬなどの被害が出ているという。


現地を視察した茂木幹事長は、「フェリーの欠航による島民の被害、撤去した軽石の処分などの問題がある」とした上で、軽石対策として補正予算に計上した180億円を活用し、「スピーディーに懸念を払拭できるような対策をとっていく」と強調した。

また茂木幹事長は、観光業・漁業関係者らと意見交換し、「GoToキャンペーンも、できれば2022年1月末までにスタートしたい」と述べ、観光産業を後押ししていく考えを強調した。