政府は臨時国会を12月6日に召集する方針を国会に伝えた。今年度の補正予算案や新人議員らに在職1日で満額100万円が支給されたことが問題となった「文書通信交通滞在費」を日割り支給に改めるための法案などについて審議される見通しだ。

松野官房長官は、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、臨時国会を12月6日に召集する方針を伝えた。臨時国会では18歳以下への10万円相当の給付などの経済対策を盛り込んだ
今年度の補正予算案が審議されるほか、国会議員に月額100万円支払われる「文書通信交通滞在費」いわゆる「文通費」を日割り支給に改めるための歳費法の改正についても協議される見通しだ。

また臨時国会では、岸田総理大臣の所信表明演説や与野党の代表質問が行われるほか、衆参両院での予算委員会が開かれる予定で、第二次岸田内閣発足後、初の本格論戦が展開される。