先月の第1次岸田内閣発足時の閣僚の資産が19日、公開された。
岸田文雄首相と20人の閣僚の家族分を含めた不動産・預貯金などの総資産の平均は9440万円と、1億円を下回った。
菅内閣発足時は1億651万円で、約1200万円低くなった。

岸田首相の資産は、地元の広島市や静岡・伊東市にある不動産など、2億868万円だった。
岸田首相は、2013年に第2次安倍内閣で外相に就任した当時は2131万円で、閣僚で資産額が最も少なかったが、今回2億円近く増えた。
資産額が最も多かったのは、野田聖子地方創生担当相の2億8553万円。これには、夫が米・ハワイ州ホノルルに保有する不動産1億5878万円が含まれている。
2位は、斉藤鉄夫国土交通相の2億4046万円。3位は、岸防衛相の2億3676万円。
4人が岸田首相を2億円を上回った。