世の中にあふれる様々な情報をチェックし、気になる人物や物事を徹底的に捜査する『めざまし8』の『帰ってきた!走れ!三面刑事』。

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今回捜査するのは、バク転で布団をかぶり「これにてドロンします」という動画をSNSに投稿し巷で話題になっているこの男性。

彼のSNSには、様々なアクロバット動画が投稿されており身体能力の高さがうかがえる。一体この男は何者なのか?三面刑事の捜査開始!

バク転を始めたきっかけは“ジャッキー・チェン”!?

三面刑事は“ドロン”される前に話題の男の元へ走った。

ドアの先でアクロバティックな体勢を保ちながら待ち構えている男性を発見!

山下刑事:
おいすげぇ格好だな。踏み込むぞ。動くな!三面刑事だ!お前か?バク転をしながら布団を被る曲芸を披露してるのは。

男性:
はい。本日はよろしくお願い致します。

“バク転で布団をかぶる技”を披露していたのは、パーソナルトレーニングジムのインストラクター豊村真也さん26歳。

山下刑事:
何だ…ずいぶんと謙虚だな!?よし、今日は徹底的に取り調べるからな覚悟しろよ。

山下刑事:
動画のような曲芸が本当にできるのか?

豊村真也さん:
できます

山下刑事:
よ〜し俺の目の前でやってみろ!

早速、豊村さんに「バク転で布団をかぶる技」を披露してもらうことに。

山下刑事:
お〜(拍手)完璧、完璧。完璧だーやったね!いいね~

豊村真也さん:
良かったーありがとうございます。

バク転をしながら足の指でつかんだ布団を宙に舞い上げ、うつ伏せになった自分の上に布団を着地させた。

三面刑事の前でも難なく布団かぶりを見せた豊村さん。そもそもバク転を始めたきっかけは、14歳のころに見たジャッキー・チェンの映画だったという。

豊村真也さん:
ジャッキーがやっているのが頭に焼き付いていたので、見よう見まねでバク転を練習しました。

山下刑事:
それってさ…危なくない?

豊村真也さん:
危ないです。

山下刑事:
ケガも多かったんじゃない?

豊村真也さん:
ケガはでもそんなにひどいのはなくて、骨折くらいですかね。

骨折をひどいケガではないという豊村さんの発言に驚く山下刑事。

豊村さんはアクロバットの仕事を求めて2年前に沖縄から上京し、2020年11月から今のインストラクターの仕事を始めた。

「バク転の素晴らしさを人々にも伝えたい」指導者として進んでいく“想い”

山下刑事:
何が楽しいのバク転の?

豊村真也さん:
バク転を初めてできた時、人間としての能力が目に見えて上がったような感じがして。

山下刑事:
ほかのやつにできないことを俺はできるんだ…みたいな。ジャッキーに近づいたぞ。

豊村真也さん:
そうですね本当に。

山下刑事:
そういうアクションスターになりたいなとかそういう願望はないの?

豊村真也さん:
一時期、アクションスターになりたいと思っていたんですけど、今はもうインストラクターという責任を持った仕事になってますので。基本的には教えていく道にもう少し進んでいきたいかなと思います。

山下刑事:
要するにプロフェッショナルなアクロバットの先生?人の人生を変えることができるっていうか、同じ喜びを。

豊村真也さん:
俺ってこんな出来ているんだなっていうのをはっきりと確認できるのが、バク転というかアクロバットの凄くいいところなんじゃないかなと思います。

豊村さんは現在、ジムではキックボクササイズを教えていますが、バク転を習えるアクロバットコースもあり、4人の生徒に教えています。

“バク転の魅力”にとりつかれた男が伝えたいこと

バク転の魅力にとりつかれ、その素晴らしさを人々にも伝えたいという豊村さん。しかし、その一方では、“伝えたいこと”が1つあるといいます。

豊村真也さん:
1人では絶対やろうとはせずにしっかりとした施設、補助ができる方の元でやっていただければと思います。

自身がケガをした経験から、バク転をやる際の危険性に注意を促した豊村さん。

ジャッキーチェーンに憧れ、バク転の魅力にとりつかれた豊村さんの今後の活躍から目が離せない。

(めざまし8「三面刑事」10月18日放送より)