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バイカラーが美しい「アメトリン」のリングに、「ブルートパーズ」のドロップピアス。これらのジュエリーには、ある共通点がある。

スマートメディア代表取締役・成井五久実さん:石を再利用してアップサイクルという形で、新しく宝石に生まれ変わらせるということをやっております。 

9月に西武渋谷店にオープンしたこちらのお店。「サステナビリティ」をテーマに集められたブランドなど、およそ400品を取りそろえている。

女性客が足を止めていたのは・・・。以前は別のジュエリーに使われていた宝石を再利用した「アップサイクルジュエリー」。ブランドを運営しているのは、ウェブ事業を中心に手掛ける「スマートメディア」だ。

スマートメディア代表取締役・成井五久実さん:弊社が、コメ兵様のオウンドメディア(自社メディア)の担当をさせて頂いてまして、色石が倉庫や在庫として残っているという話を聞いて発案しました。

このブランドの最大の強みは、リユース大手「コメ兵」とタッグを組んでいること。長年、買取事業を行ってきた「コメ兵」の鑑定を経て、品質が保証された宝石を、毎月、数百個単位で仕入れられるため、多くのアップサイクルジュエリーを安定的に作り出すことができる。

さらに、協業ならではのこんなメリットも・・・

ミ・ルーナ プロデューサー石田恵利花さん:天然石で10金や18金となると、10万円、20万円を超えるところが多いと思うんですけど。上質な物を、手に届きやすい価格でお届けしたいというところがありまして、ピアスですと、だいたい1万円台からご用意がありまして、リングは石によるんですが、だいたい3~6 万円ぐらいの間でご提供しています。

ミ・ルーナ プロデューサー石田恵利花さん:時々、すごくレアな石が入ってきたりするので、私たち自身も、すごく楽しみというか、そういうのもアップサイクルの面白さと言うか、何が回ってくるのか、循環しているのか分からないのが、面白いポイントではありますね。

中間業者をはさまないことで、価格を抑えられる他、ユニークな宝石との出会いを楽しむファンも多いという。

コメ兵ホールディングス経営企画本部 岩田優花さん:少し古いデザインであったりとか、あと、どうしても地金のところが歪んでしまったりだとか、そういったものを次のお客様にお渡しできるように、できるだけ良いものを未来につなげていきたいと・・・。

宝石の輝きを、次世代へつなげる、サステイナブルな取り組み。今後については・・・

ミ・ルーナ プロデューサー石田恵利花さん:ご自身の持ち込みのジュエリーを、アップサイクルしてほしいという声もあるので、そういったサービスも今後やっていけたらいいなと思っています。楽しみながら地球にやさしいアクションをして頂けるキッカケになれたらいいなと思っています。

(「Live News α」10月15日放送分)