秋篠宮家の長女、眞子さまと小室圭さんの結婚が10月1日に発表される見通し。

その前日、眞子さまは自身が名誉総裁を務められる「国際陶磁器フェスティバル」に、皇族としての最後になるかも知れないお言葉を寄せられた。

淡い桃色の装いにブローチをされた秋篠宮家の長女・眞子さま。

この記事の画像(13枚)

小室圭さんとの結婚の調整が進められる中、眞子さまは岐阜県で行われた「国際陶磁器フェスティバル」の開会式にビデオメッセージを寄せられた。

眞子さま:
本日より「土と炎の国際交流」をテーマとし「国際陶磁器フェスティバル美濃2021」が開催されます。すばらしい作品を作り出されたみなさまの一層のご活躍をお祈りいたします

日本を代表する陶磁器の産地、岐阜県多治見市で催されるこの行事で、眞子さまは今回で3回目となる名誉総裁を務められる。

新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、今回は出席を控えられた眞子さま。陶磁器の魅力を伝える人々にエールを送られた。

眞子さま:
美濃の地で育った人材が、ひとりひとりの個性を生かして力強く羽ばたいていくことを期待しております。やきものの産業と文化、そして、それらが息づく美濃がより一層発展していきますことを願い、開会式に寄せる言葉といたします

ビデオメッセージから見えた心境

ビデオメッセージでの眞子さまのご様子について、フジテレビの宮内庁担当の記者は…

社会部 宮内庁担当 宮﨑千歳記者:
ご結婚を控えて“お言葉としては最後の機会になる見通し”で…

社会部 宮内庁担当 宮﨑千歳記者:
最後一礼を深くされたお姿
からは本当にこれが締めくくりなんだなという印象を受けました

2016年から特任研究員として勤める東京大学の博物館「インターメディアテク」を退職される眞子さま。

小室圭さんとの結婚についての発表は10月1日、秋篠宮家を支える側近部局のトップ、加地隆治皇嗣職大夫が行う見通しだ。

宮内庁からは「3つの要素」の説明が

社会部 宮内庁担当 宮﨑千歳記者:
内容としては婚姻届を提出して、記者会見をされるであろう日程について。また、当初は予定されていた納采の儀など一連の儀式行われないということ。また、辞退されるというご意向を踏まえて検討した結果、支給されない見通しとなっている一時金について。宮内庁から説明があるのは主にこの3つの要素だと思います

このうち結婚に伴う一連の儀式を行わず、一時金が支給されないのは戦後の皇室では初めてのことで、異例の対応となった理由についても説明があるとみられる。

眞子さまが名誉総裁を務められている、国際陶磁器フェスティバルは10月17日まで。この役目を終えた18日以降の10月下旬に婚姻届を提出して結婚され、お二人の結婚記者会見が行われる見通しだ。

(「イット!」9月30日放送より)