埼玉県三芳町にある発熱外来を設置しているふじみの救急病院。駐車場を埋め尽くす車の数々。行列の様子も見えます。

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ふじみの救急病院・鹿野晃院長
8月16日、お盆明けの午前10時半です。今日もすでに受付付近には、長蛇の列ですね。この受付がずっと、こう、ずっと、こう(病院の)入り口付近まで続いているような状況ですね。駐車場もほとんどいっぱいですね

ここに並んでいるのは埼玉県民だけではないといいます。

ふじみの救急病院・鹿野晃院長
例えば900人1日受診されるとして、そのうちのざっくり言うと800人が埼玉県。100人が東京都。というような割合ですね

鹿野晃院長によると、東京からの受診が増えているといいます。

こちらの病院の、コロナ患者用の病床は、すでに満床状態。今後、都内からの受け入れ要請などがあった場合については、こう苦しい状況を吐露します。

ふじみの救急病院・鹿野晃院長
感染症なので結局、都心から地方に搬送して、そこの病院で院内感染でも起こした日には、地方の人にしてみれば、なんてことしてくれたんだって。受け入れを決めた自治体、都道府県にも批判はくるとは思いますので本当に難しい問題ですね

発熱外来にも人が溢れている状況で、感染拡大を抑える光はまだ見えていません。

(めざまし8 8月18日放送)