韓国

韓国が、東京オリンピックボイコットをめぐってヒートアップです。東京オリンピック組織委員会のホームページに、韓国が独島として不法占拠している竹島が掲載されていることに反発が広がり、韓国外務省が日本大使館公使を呼びつけ抗議。世論調査では7割を超える韓国人がボイコットを求めています。

日本側の竹島掲載は、肉眼ではほぼ見えないほど小さな点だけですが、韓国側は2018年の平昌オリンピック公式ホームページで竹島を「韓国最東端の地」として大々的に宣伝し、日本政府の抗議は無視しました。

日本政府は韓国のボイコットについて「各国の判断」と突き放しているのに対し、韓国内には「選手がかわいそう」との声もあり、振り上げた拳の落とし所に悩むかもしれません。

この記事の画像(12枚)

米国・ロサンゼルス

89年前、この場所で開かれたオリンピックで金メダルを獲得し、歴史を作った日本人がいます。日本軍の将校だった西竹一(にし・たけいち)さんは、1932年のロサンゼルス・オリンピックで日本人として初めて、馬術の金メダルに輝きました。

西さんは、「男爵」を意味する「バロン西」の愛称でアメリカの人たちにも愛されましたが、1945年、太平洋戦争で熾烈を極めた硫黄島の戦いで戦死しました。42歳でした。

当時、馬術場があったロサンゼルスのゴルフ場には、今もバロン西の写真が飾られ、その功績が称えられています。東京オリンピックで日本は、バロン西以来となる馬術のメダル獲得を目指します。

1932年のロサンゼルス・オリンピックで日本人として初めて馬術の金メダルに輝いた西竹一さん

中国・北京

天安門事件から32年が経ちました。現場となった天安門広場には何事もなかったかのように平穏な空気が流れています。

1989年6月4日、民主化を求める学生らに軍が銃口を向け、多くの死傷者を出した天安門事件。
当時19歳だった息子を亡くした張先玲さんは、事件は決して過去にならないと語り続けています。

張さん:
「記憶が薄れることはありません。心の奥深くに刻まれるだけで、永遠に忘れることは出来ません」

遺族への取材は今も厳しく制限され、6月3日に訪れた自宅は、多くの警備に囲まれ、感染防止を理由に中に入ることは許されませんでした。30年の時を経ても公には語ることが許されない天安門事件。人権や言論の自由への締め付けは、更に強まっているのが実情といえます。

当時19歳だった息子を天安門事件で亡くした張先玲さん

中国・上海

中国初と見られるインド型変異株・デルタの市中感染が、広東省で確認され、厳戒態勢が続いています。感染1例目となったのは、広東省広州市に住む75歳の女性で、5月下旬に感染が判明、その後感染が急増しました。

これまでに無症状も含め50人以上が感染し、その多くがインド型変異株の感染と見られています。地元当局は関係地区を封鎖し、市外への移動を制限するなど対策を強化。また、感染実態の把握を優先するため、ワクチン接種の一般予約を停止して、PCR検査に人員を大量投入したほか、検査と人員配置の効率化のために、ドローンによる検体搬送も始まりました。

感染力が強いとされるインド型変異株を抑え込めるのか、正念場となります。

ミャンマー

ミャンマーの学校では新年度が始まり授業を受ける姿がみられます。ただ、一方で空席もあるのが分かります。ミャンマーでは、新型コロナウイルスの影響で1年あまり閉鎖していた公立学校が6月1日から一斉に再開。

取材したヤンゴン市内の学校は、国軍兵士の子供が多く通っているためか、空席はわずかで、教師もほとんどが出勤していました。

一方で、市内の他の学校では登校時間になっても生徒がほとんど来なかったり、閉鎖されたままの所もあり正常化とはほど遠い状況です。

国軍は、児童や生徒、教師に対して学校に戻るよう繰り返し呼びかける一方、従わない教員は解雇し、免許を剥奪するなど締め付けを強めています。

ミャンマーでは1年あまり閉鎖していた公立学校が一斉に再開

イギリス

主要7カ国首脳会議=G7サミットが、ここイギリスのコーンウォールで6月11日から開催されます。イギリス南西部に位置し、三方を海に囲まれたリゾート地で、多くの観光客で賑わっています。

名物は、Dの形が特徴のコーニッシュ・パスティ。もとは炭鉱労働者が坑内で食べていた昼食には欠かせなかった料理です。中には牛肉、じゃがいも、スイード(カブ)などが入っています。
胡椒の味が強いんですけど肉のうまみもちゃんとしています。

2年ぶりに対面での開催となるサミットでは、コロナ対策や気候変動と並んで、中国とどう向き合うかも焦点です。

G7サミットが開かれるイギリス・コーンウォール名物のコーニッシュ・パスティ

米国・ワシントン

アメリカでは、強力な嗅覚で感染者を見つけ出す「コロナ探知犬」の活躍が始まっています。全米で初めて病院で任務に当たるのは、2歳のラブラドールレトリバー「バフィ」です。9カ月にわたる厳しい訓練をトップの成績で通過したバフィ。95%という高い探知率で、感染者を3秒で嗅ぎ分け、足元に座り込んで知らせます。

フロリダ州のドクターズ病院 ロバート・ミードCEO:
「バフィは体温測定などの検査に引っかからなかった感染者を見つけ出した」「この取り組みは実際に非常にうまく機能している」

探知犬のメリットは、大勢の人の中から感染者を発見できること。アメリカ以外にも世界各国で探知犬の研究が進んでいて、今後は空港や学校などでも活躍しそうです。

強力な嗅覚で感染者を見つけ出す「コロナ探知犬」の「バフィ」 厳しい訓練をトップの成績で通過

米国・ニューヨーク

観光客が戻り始めたニューヨークに新たな注目スポットがオープンしました。ハリー・ポッターの世界を楽しめる最大級の旗艦店です。

6月3日にマンハッタンの中心部にオープンした公式ショップは、広さ21000平方メートルで世界最大級です。お店に入ると映画にも登場する不死鳥が出迎えてくれます。店内では限定グッズの購入や、写真撮影が楽しめ、魔法界の人気ドリンク「バタービール」を味わうこともできます。

また、VR・バーチャルリアリティーの体験コーナーも近くオープンする予定です。新型コロナウイルスの影響でオープンが1年遅れたものの、マンハッタンにいながらハリー・ポッターの世界を楽しめる新たな名所となりそうです。

マンハッタンのハリーポッター公式ショップの店内では「バタービール」も楽しめる!

フランス

テラス席の営業再開など規制緩和が進む中、バカンスシーズンにワクチン接種をどう維持するかが、新たな課題です。フランスは規制緩和の一方、ワクチン接種も加速させ、5月31日からワクチンの接種対象を18歳以上の全ての人に拡大しました。

しかし、2回目の接種が国民の一大行事であるバカンスの時期にあたることで、接種を先送りする動きがでるのではと懸念されています。このため政府は、2回目の接種の間隔を延ばしたり、旅先でも接種が受けられるようにするなど、バカンス期間中もワクチン接種に支障が出ないよう対策を検討しています。

6月9日からは飲食店の店内営業なども再開される予定で、夏の観光シーズンに向けた準備も加速しています。

夏の観光シーズンに向けた準備も加速するフランス

モスクワ

2000年代初頭に日本でも人気を集めたロシアの元アイドルが突如、政界に挑戦し話題となりました。同性愛のイメージで注目されたロシアの元女性デュオ「t.A.T.u(タトゥー)」のユリア・ヴォルコワさん。

2児の母となった今もソロで活動し、根強い人気があります。「困っている女性を助けたい」と、9月の下院選挙に与党「統一ロシア」からの出馬を決め、予備選に臨みました。

しかし、LGBT=性的少数者を抑圧する政権側についたことにファンらからは失望の声も。
また、縁もゆかりもない土地から立候補したことも、「いい加減なパフォーマンス」と批判を浴び、あえなく落選。政界での人気獲得には至りませんでした。

ロシアの元女性デュオ「t.A.T.u(タトゥー)」のユリア・ヴォルコワさん

トルコ

トルコ伝統のおもてなしアイテムが、この度、日本に本格上陸です。オスマン帝国時代から親しまれてきた、トルコ版オーデコロン、「コロンヤ」。レモンなどの爽やかな香りが特徴で、自宅やレストランで客の手のひらに振りかけてもてなします。

アルコール度数は最大80度で、「消毒」や「気付け」用としても利用でき、コロナ禍で人気が再燃。トルコ中で売り切れが続出しました。注目のコロンヤ、日本でもイスタンブール老舗の製品が、初めて販売されました。

アトリエレブル広報担当:
「トルコでコロンヤは大切な伝統です。コロナ禍でコロンヤの重要性は更に上がりました。日本人の文化や好みに合うものを選びました」

「香り付き消毒液」にもなるトルコの「コロンヤ」。日本でも人気となるのでしょうか。

トルコ版オーデコロン「コロンヤ」

【取材:FNN海外特派員取材班】