職人が叶えた夢…妻も公認の「出世城」を再訪

以前配信した、愛知・刈谷市の「お城」のような住宅について、配信サイトのコメント欄などで、作った住人の大工さんを称えたり、「建設費用」「家族の反応」「内装について」など様々な疑問があがった。
そこで、改めて「城主」の男性を取材した。

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愛知・刈谷市で見つけた「天守」のような建物。屋根にはシャチホコまで乗っている。

主は大工の山口敏尚さん。40年前、10年かけて自宅にお城を作った。

山口さん:
作ったことがないもんで、1回どこかで作りたいなって。お客さんの注文がないもんで、それで私が作っちゃった

城は3階建てで、現在は物置として使っている。はしごで上まで登っていき廻縁に出ると、辺りを一望できる。

山口さん:
小さい時からお城は好きだから、いつかは建ててやろうかなと。(地元)小垣江のシンボルだと思ってさ

そして今回は、気になる内部もしっかりと見せてもらった。見上げると、立派な梁もある。

さらに山口さんは、父親がお茶が好きだった影響で「茶室」も作った。

「お城」の建築費用が気になるが、「かなり前のことでよく覚えていない」とのこと。

山口さんの奥さんは「職人だから好きなことをさせてあげたかった」と反対せず、一緒にお城を建てる手伝いもされたそうだ。

(東海テレビ)

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