女優の芦田愛菜(16)さんが声優を務めるアニメーション映画「岬のマヨイガ」が8月27日に公開されることが決定し、最新映像が公開された。
芦田愛菜 居場所を失った17歳の少女役
この作品は、東日本大震災の被災地支援の一環として、東北を舞台としたアニメーションを制作し、その魅力を伝える「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」のひとつ。
岩手県を舞台に、居場所を失った17歳の少女と声を失った8歳の女の子が、海が見える古民家「マヨイガ」で、新しい家族と共同生活を送る姿を描いている。
マヨイガでの優しい日常とともに、物語の舞台である岩手の美しい自然、マヨイガに集う河童やこま犬などの“ふしぎっと”と呼ばれる妖怪たちが登場するノスタルジック・ファンタジー。
芦田さんが演じるのは17歳の少女、主人公のユイ。そして、作品の舞台である岩手県の達増拓也知事が「小鎚川の河童」役で声優に初挑戦する。
＜特報映像＞
芦田愛菜“ささやかな幸せを運んでくれたら”
作品について、主人公・ユイを演じる芦田さん、「小鎚川の河童」を演じる達増岩手県知事がコメントを寄せている。
芦田愛菜：
岩手県に伝わる、迷い込んだ人をもてなしてくれる伝説の家、“マヨイガ（迷い家）“。本当は私たちの周りにも存在するかもしれないのに、皆さんが気付いていないだけかもしれません。そういった、自分にしか気付くことのできない“小さな幸せ”って、実は身近にあるんだよというメッセージを作品から感じました。そして、ユイを演じることを通して、自分を受け止めてくれる人がいるということは、こんなにも心地が良くて、優しい気持ちになれるんだなということを感じました。映画「岬のマヨイガ」が、皆さまにささやかな幸せを運んでくれるといいなと思っています
また、声優初挑戦となった達増岩手県知事は「私が演じた小鎚川の河童はのんびりとしたキャラクターで、自然体で演じることができたと思います。岩手県は、映画に登場するマヨイガや、私が演じた河童をはじめとした妖怪文化が根付いています。映画では、その不思議な世界が、岩手の豊かな海や山の景色とともに美しい映像で描かれていますので、たくさんの方にご覧いただき、岩手の魅力を感じてほしいと思います」と、コメントしている。
（めざましテレビ 5月4日放送分より）
