「となみチューリップフェア」が、22日に富山・砺波市で開幕した。

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そのフェア開幕を祝って、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」のパフォーマンスが披露された。

ブルーインパルスとチューリップの共演を一目見ようとにぎわうビュースポット

2年ぶりとなる「となみチューリップフェア」が開幕し、来場者が色とりどりのチューリップを楽しんだ。

そして、多くの人が楽しみにしたのが、開幕に合わせて披露された「ブルーインパルス」の飛行パフォーマンス。

会場となる「砺波チューリップ公園」やブルーインパルスの分散観覧のために設けられた市内のビュースポットは、飛行を一目見ようという多くの人でにぎわった。

来場者:
チューリップと(ブルーインパルスが)一緒に見られるのはなかなかないので、それを楽しみに来た

来場者:
青い空の中で、でかいサクラを咲かせてくれたらいい

会場で開会式が終わると、いよいよ待望の飛行パフォーマンスが始まった。
富山湾の方向から公園上空に飛来した6機のジェット機。

宮城・松島基地に所属する航空自衛隊唯一のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」。

最高時速は1,040km。

一糸乱れぬフォーメンションでスモークを引き、見事な編隊飛行を披露すると、続いて青空のキャンバスに模様を描いていく。

6機が旋回して6輪の花びらを描く演目「さくら」。

そして、チューリップの花言葉「思いやりや愛」にちなみ、ハート型の「キューピット」が披露された。

コロナ禍でイベントの中止が相次ぎ、一般向けとしては2020年5月に東京を飛行して以来、約1年ぶりとなったパフォーマンス。

そこには、イベント開催の祝福に加え、医療従事者への感謝の気持ちが込められていた。

砺波総合病院では…

医療従事者:
(ブルーインパルスは)すごいチームワークがあって、わたしたちもみんなで協力して、しっかりした医療を提供していきたいと思います

そしてクライマックスは、編隊を組んだ5機が広がる「サンライズ」を披露し、8演目20分間にわたる飛行パフォーマンスだった。

来場者:
最高でした。花とブルーインパルスを一緒に見るのは初めて

来場者:
一番最初に、新旧のタワーの間から編隊を組んで奥から飛んできたときは鳥肌が立った。すごい良かった

新旧2つのチューリップタワーを同時に見られるのはことしだけ

開幕した「となみチューリップフェア」の会場からは、森田麗実アナウンサーが、会場の様子や今年の見どころを紹介する。

チューリップフェアは2021年で70回目。

毎年絵柄が変わるチューリップの地上絵は、21万本のチューリップで「70」を表現したデザインになっている。

2020年は新型コロナウイルスの影響で初の中止となったので、2年ぶりとなる今回のチューリップフェア。

スタッフの皆さんも2年分の思いをチューリップに込めて育ててきたという。

会場には300品種300万本のチューリップが植えられていて、4月末に満開になるように調整されているという。

2021年、注目なのが、新旧2つのチューリップタワーを同時に見られること。

2020年7月に工事が始まり、3月に完成した新しいチューリップタワー。

高さは旧タワーより4メートル高い26メートル。
オブジェは、とやまレッド、黄小町など富山オリジナルの品種をモチーフにしている。

地上13メートルの位置にある展望スペースからは、地上絵はもちろん、遠くまで見渡すことができる。

これまでのタワーはフェア終了後に取り壊されることになっていて、新旧2つのタワーを同時に見ることができるのは2021年だけ。

感染対策を徹底して楽しむコロナ禍でのイベント

また、今回はコロナ禍での開催となるため、感染対策の徹底も欠かせない。

新しいビュースポットとしてお目見えした「スカイウォーク」。

ここからはより立体的に花をみることができるため、人が集まりやすいということで、滞留するのを避け、客同士の接触を減らすために一方通行にしている。

また、毎年人気がある立山黒部アルペンルートの雪の大谷をイメージした「花の大谷」。

今までは野外ステージ前に設置されていたが、混雑を回避するため、美術館前に移すなど密を避ける工夫がされている。

会場ではマスクの着用や消毒、ソーシャルディスタンスをとるなど基本的な対策をした上で、訪れる人たちも注意しながらチューリップを楽しむ必要がある。

「となみチューリップフェア」は、5月5日まで砺波市の砺波チューリップ公園を中心に繰り広げられる。

(富山テレビ)