日本語にはクレイジーな表現がいっぱい!?

日本語には外国人が驚くような表現がたくさんあります。その不可解な面白さを外国の方にも伝えてみたい!

そんなあなたにお届けする「驚きながら学ぶ!クレイジー日本語講座」
"Mind blowing tips! CRAZY JAPANESE LESSONS."

日本語独特の表現を、楽しみながら覚えていきましょう。

「負け犬の遠吠え」を英語で言うにはコレ!

ぺるり: また、動物から日本語にクレームが来てますよ。
Hey, we received yet another complaint from an animal.

土屋: え! 今度は誰から?
What? Who is it this time?

ペるり: 犬からです。犬を使ってひどい表現してるって!
Dogs. They say we have an awful dog idiom!

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土屋: 日本語には「犬」が入った慣用句もたくさんありますからね。
Well, we do have many dog idioms in Japanese.

で、どの言葉にクレームがきてるんですか?
Which one are they complaining about?

ペるり: はい、こちらです!
This one!

「負け犬の遠吠え」
The howl of a dog that lost

土屋: 臆病で弱い人が陰でこそこそ威張ったり、他人の悪口を言ったりすることを言うんだよね。
That’s when a coward acts and talks big behind someone’s back.

ペるり: 「負け犬の遠吠え」はあるのに「勝ち犬の雄叫び」って言葉はないの?
Do we have the phrase "the roar of a dog that won" since we have "the howl of a dog that lost" ?

土屋: ありません!
No!

ペるり: そりゃーひでーなー!
That’s terrible.

土屋: そりゃ犬からクレーム来るわけですよね!
No wonder we’re getting a complaint from dogs!

説得力を高めるにはこの一言!

弱い犬は、強そうな犬や人間に対しては、遠くからびくびく怯えながら吠えます。
Timid dogs tend to bark at dogs and humans from a distance because they are afraid.

そんな犬の様子にたとえたのかもしれませんね。
It’s said that may be where the phrase came from.

それでは、次回もお楽しみに!
See you at the next Lesson!

(連載「クレイジー日本語講座」第10回 / 毎週土曜更新)

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。