良いことも悪いことも…世相を反映「変わり雛・変わり羽子板」

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2021年の桃の節句はコロナ禍の中で迎えることになるが、百貨店のひな人形売り場では、毎年恒例となった世相を映した「変わり雛」が展示されている。

手には二冠と書かれた将棋の駒。「最年少二冠雛」と題されたこの変わり雛は、2020年史上最年少で棋聖と王位の二冠を獲得し、八段に昇格した藤井聡太二冠だ。

毎年恒例となっている世相を反映させた変わり雛の展示が、2021年も名古屋駅前の百貨店で行われている。

実は藤井二冠が登場するのは、ひな人形だけはない。愛知・日進市にある人形の「久月」。

お店でひときわ目を引く場所にも藤井二冠…。着物姿に将棋の駒があしらわれた「最年少二冠羽子板」。

マスクをしたその姿は、対局中の藤井二冠そのもの。かなりリアルな出来栄えだ。

久月名古屋店の店長:
ぜひ今年(2021年)も活躍していただきたいと思っております。マスクと、対局中の真剣なまなざしを特に表現していると思いますので

その藤井二冠が肩を並べるのはどれも大物ばかり。2020年総理大臣に就任した菅義偉首相に…。

新旧のアメリカ大統領、トランプ氏とバイデン氏の姿も。

さらに白血病に打ち勝ち、見事復帰を果たした池江璃花子選手の羽子板もあった。

しかし、世相を反映するといえば、今回は何といっても新型コロナウイルスだ。百貨店で展示されている変わり雛6点のうち、実に4点がコロナに関するものになった。

マスク姿の男女の間には透明な仕切りが設置され、金屏風の代わりに感染防止策が書かれたパネルが置かれている。

また、最前線で医療を支える医療従事者への感謝の気持ちが込められているものも。

名鉄百貨店の担当者:
1つのテーマのものが半数を占めるのは初めてなので、今年(2021年)はもっと楽しい一年になるといいなと思っております

変わり雛の展示会は「名鉄百貨店」で3月2日まで開かれている。
(「久月名古屋店」の変わり羽子板の展示は終了)

(東海テレビ)