将来、ラグビー日本代表入りが期待される女子高校生。
佐賀工業高校1年、町田美陽さん。
2020年10月に長野県で行われた女子15人制ラグビーの強化合宿のメンバーに選ばれた。参加した40人の中で、高校生は町田さん1人だけだった。

佐賀工業1年・町田美陽さん:
相手をパーンってやって、ドーンってトライする時が楽しい。本能でやっているから私は考えない

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身長171cm、体重84kg、ポジションはプロップ。
3年生が引退した現在の女子部員は6人。その中でも町田さんの大きさはひと際目立つ。

チームを率いるキャプテンも信頼を寄せる。

佐賀工業2年・峰愛美キャプテン:
(町田さんは)身体が九州でも大きい方なので、その身体を生かして当たれているのですごいと思う

佐賀工業・小城博総監督:
つま先が敏感にならなきゃ。5本の指先にガッと力を入れる

長年、ラグビーの指導にあたる小城博総監督。
町田さんの恵まれた体格と素質に期待を寄せる。

佐賀工業・小城博総監督:
(最初にプレーを見た時は)すごい女性だなと思いましたよ。足が長くて速いんですよ。高さも横も備えていますから。しっかりとした身体づくりをやりながら、将来につなげていきたいという気持ちは持っている

北九州市出身の町田さんは6歳でラグビーに出会った。
中学3年の時に、九州北部選抜のメンバーとして全国ジュニア・ラグビーフットボール大会で全国制覇を果たした。

「一番の乙女」の一面も

しかし、2020年12月 嬉野市で開かれた女子ラグビーの大会で右膝の靱帯を損傷。
2021年1月現在も、一部は別メニュー。

佐賀工業1年・町田美陽さん:
(右膝は)完全に曲げたりしたら、(右膝が)痛くなる

接触プレーが多く、けがと隣り合わせのラグビー。
日本の女子ラグビーを引っ張る存在にと期待される町田さんにとって、十分な練習ができない今は我慢の時。

女子部員6人のうち、町田さんを含む4人が寮生活を送っている。
身体作りに欠かせない寮生の食事を作るのは野中さん夫婦。

天の川・野中慎吉さん:
最初に会った時は身体が大きくてびっくりしたが、しゃべってみたら意外とかわいい。子どものような感じで。五輪選手に是非なってほしい

寮の部屋に帰ると、緊張がとけたのかみんなで談笑していた。

佐賀工業1年・片岡詩さん:
同級生やけど、妹感覚。何かもう幼い感じ。ラグビーの時はめっちゃごついけど、普段は幼い感じ。かわいらしい

佐賀工業2年(ルームメイト)・水間美夢音さん:
(町田さんは)好きな人がほしいということを言っているので、そういう話をする。乙女です。本当に、(部員で)一番乙女です

そんな町田さんが今目指しているのは、聖地・花園でのプレー。
これまで全国高校ラグビーの開会式の後には、全国から選抜された女子選手による東西戦が行われてきた。

佐賀工業1年・町田美陽さん:
(中学生のころに)1回全国の頂上までいったので、また行きたい気持ちもあります。花園の東西のチームに選ばれるように、自分のプレーを磨いていきたい。ラグビーにけがはつきものだけど、頑張った証なので、これからもけがをおそれずに頑張っていきたい

(サガテレビ)