福島へ帰省・旅行ができなくなった皆さんへ、お正月に欠かせない、福島県の郷土料理「いかにんじん」の作り方を紹介!

日野佑希人アナウンサー、長ニンジンの収穫に挑戦!

まずは、材料の収穫から。福島・国見町川内地区。
お邪魔したのは、40年ほど前から、長ニンジンや長ゴボウを栽培している鈴木恵子さん(66)の畑。
今回収穫する野菜は、12月~1月に収穫時期をむかえる「長ニンジン」。
普通のニンジンとは違い、地下深くまで成長するため、スコップを使って収穫する。

福島テレビ・日野佑希人アナウンサー:
長い!長い!うわ~スゴい!

農家・鈴木恵子さん:
でも、これは短いほうです

福島テレビ・日野佑希人アナウンサー:
普通のニンジンの3倍くらいはありますよ!

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農家・鈴木恵子さん:
本当は、このくらいじゃないと長ニンジンとは言えません!

長ニンジンは、香りや甘みが強く、シャキシャキとした歯ごたえが特徴。

福島テレビ・日野佑希人アナウンサー:
これだけ長く育つのは、この辺りの土壌とか関係があるんですか?

農家・鈴木恵子さん:
ここは見ての通り、阿武隈川が流れている。ここら辺りは、もしかすると川だったのかもしれない

阿武隈川沿いに広がる鈴木さんの畑の土は、ミネラルが豊富で、やわらかく、水はけも良いため、長ニンジンや長ゴボウなどの根菜類がよく育つそう。
福島テレビ・日野佑希人アナウンサーも収穫に挑戦。

福島テレビ・日野佑希人アナウンサー:
スゴいサイズのが採れました!

農家・鈴木恵子さん:
長くて良かった!

いざ、「いかにんじん」を料理!

「いかにんじん」の作り方を、食育活動をしている農家・鈴木恵子さんと、同姓同名の鈴木恵子さん(65)、そして桵澤洋子さん(68)の3人に教えてもらった。

材料はこちら。
・長ニンジン1本(300グラム~400グラム 普通のニンジンでも可)
・スルメイカ 45グラム
・塩 適量
・めんつゆ 100ml
・みりん 50ml
・酒 50ml
・水 800ml

1.ニンジンは皮をむいたら、細切りにする。

2.千切りにしたニンジン塩でもむ。塩もみをすることで、より一層やわらかくなり味がしみ込みやすくなる。

3.よくもんだら、水洗いをして塩を流す。

4.漬け込むタレを作る。水800mlに、めんつゆ100ml、みりん50ml、酒50mlを入れ一煮立ちさせる。

5.スルメイカ(乾燥)は酒に30分ほど漬けて、やわらかくしておく。酒を使用することで風味が良くなる。また、殺菌効果もあるので日持ちがするとのこと。

6.ニンジンとスルメイカを合わせタレをかける。

「いかにんじん」は、一晩寝かすことで味がよく染み込んで、おいしくいただくことができる。また、サラダ感覚で漬け込まず、すぐに食べるのもよい。

「ニンジンの白和え」のレシピも

昔は、お祝いの席でよく食べられていたという「ニンジンの白和え」の作り方も紹介。

材料はこちら。
・長ニンジン1本(300グラム~400グラム 普通のニンジンでも可)
・木綿豆腐 1丁
・練りクルミ 150グラム
・しょうゆ 適量
・砂糖 適量
・塩 適量

1.ニンジンを細長く切る。白あえは「いかにんじん」よりも少し太く。

2.切ったらニンジンを煮る。(先ほど作ったいかにんじんのタレの残りを利用)

3.さらに、しょうゆを加え、ニンジンがやわらかくなるまで10分~15分ほど煮る。

4.すり鉢で、水気を切った木綿豆腐(1丁)をペースト状にする。

5.そこへ練りクルミを加える。

6.砂糖と塩で味を調え、さらに混ぜる。

7.最後に、煮たニンジンと合わせ、よくかき混ぜたら「ニンジンの白和え」のできあがり!

江戸時代の頃から作られていたともいわれる長ニンジン。
こんなに長く育つのは、国見町川内地区のミネラル豊富な土だからこそ。
鈴木さんは、この伝統野菜「長ニンジン」をこれからも作り続け、守っていきたいと話してくれた。

(福島テレビ)