ロッテは12月5日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年恒例のファン感謝イベントを特別番組『マリンフェスタTV』としてリモートで実施した。ZOZOマリンスタジアムの室内練習場から球団公式YouTubeなどで生中継された。

目の前にファンがいない90分間の初の試みだったが、YouTubeも盛況だった。”男気ショッピング”企画でグッズショップでジャンケンに勝った2年目の藤原恭大(20)が23万円超を支払うことになったシーンで1万人超が集まった。

“チーム対抗控えめな運動会”企画では、パターゴルフ対決などで敗れた罰ゲームとして、二木康太(25)、小野郁(24)と大人気漫画『鬼滅の刃』のコスプレ姿を披露。ヒロインの竈門禰豆子(かまどねずこ)に扮したのは体重114キロの巨漢・井上晴哉(31)。

昨季24本塁打の井上は今季は7月に自身初の1試合3本塁打をマークしたが、終盤の不振もあってシーズン15本塁打にとどまった。

この悔しさを胸に、来季に向けて竹を咥えたまま、もごもごと「来年は優勝します」とカメラ越しにファンに誓った。

また、“2020年シーズン裏話トーク”の企画では、海外FA権行使を表明した澤村拓一(32)が口の周りにヒゲをたくわえた風貌で登場。“裏話”として巨人とは違うルールを明かした。巨人では、練習開始や集合時間で約30分前に行動する暗黙の了解が伝統的にあったが、ロッテでは「20分前、15分前という行動がなかった。オンタイム」と明かした。

選手との直接のふれあいができず、球場への来場制限や応援方法の制限が設けられた今シーズン。選手もファンも直接の触れ合いを願うも、ファンサービス自粛から10カ月。「誰もが初めて直面する状況のなかでも、様々な場所から変わらず熱い応援でチームを応援してくれたファンの為に感謝の気持ちを伝えたい」と始まった今回の特別番組企画。コロナ禍でチームはファンサービスのニューノーマルのあるべき姿を模索し続ける。

(フジテレビ・加藤忍)