春の高校バレー北海道代表決定戦の最終日が11月5日、札幌市の北海きたえーるで行われました。女子は旭川実業が決勝で札幌山の手を2-1で下し、2年連続の優勝を飾った。準優勝の札幌山の手とともに、1月に開幕する春高バレーの出場権を獲得した。
女子準決勝の第2試合は、札幌大谷と札幌山の手が対戦した。第1セットは札幌大谷が主導権を握り、25-19で先取した。第2セットも序盤は札幌大谷が藤本芽愛選手(2年)や高山瑚都選手(2年)の得点でリードを奪ったが、札幌山の手も4連続得点などで追いつき、一進一退の展開となった。セット終盤、札幌山の手はキャプテンでエースの渡邊陽織選手(3年)にボールを集め、25-23でこのセットを取った。
最終第3セットは、両チームがディフェンス強化をテーマにチーム力を高めてきたことを示すように、譲らないラリーが続く場面もあった。札幌大谷が序盤からリードし、13-10でコートチェンジしたが、札幌山の手が中盤に15-15と追いついた。19-19から札幌山の手が連続得点で突き放し、粘る札幌大谷を25-22で振り切って2年ぶりの決勝進出を決め、春高バレーの出場権を獲得した。

札幌山の手の渡邉徹監督は、「子供たちが本当に最後まで粘り強く、逃げないで最後まで戦ってくれたので、チャンスが来たんだと思います」と選手をたたえた。試合終了直後に見せた涙を見せた。「昨年1年間もずっと負け続けて、今年の夏も負けて、この3年生で半年後、全国に行かせてあげたいという気持ちがちょっと先に出てしまいました」と言葉を詰まらせた。2年ぶりの春高に向けては、「あの舞台で子供たちものびのびと、迫力を持って戦えるような練習をここから積み重ねて全国に臨みたいと思います」と意気込みを語った。

女子決勝は、旭川実業と札幌山の手の対戦となった。ここまで1セットも落としてこなかった旭川実業は、第1セット、エースの柳原奈苗選手(3年)と永坂美姿選手(3年)のスパイクで先制した。しかし、その後に6連続失点を喫して主導権を奪われた。中盤までに最大8点差をつけられた旭川実業はその後追い上げたが、札幌山の手が25-20で第1セットを取った。
第2セットは序盤こそ互角の展開でしたが、旭川実業は中盤に清水心愛選手(3年)のサービスエースを含む5連続得点でリードを広げ、25-18でセットを奪い返した。
「競った試合が無かったので、そこに不安を抱えていた」という旭川実業の岡本祐子監督は、「ゲームの運び方というのを今回すごく勉強していたので、それが2セット目にうまくいったんじゃないかと思っています」と振り返った。

最終セットも一進一退の展開となった。終盤、旭川実業は5連続得点で22-16と6点差をつけましたが、札幌山の手も追い上げ、22-21と1点差に迫りました。最後は柳原選手が決め、旭川実業が25-22でセットを奪取。セットカウント2-1で2年連続の優勝を決めた。
岡本監督は、3年生が頼もしく、改めてわくわくさせられていると明かし、「春高でまた、わくわくした試合を全員で戦っていきたい」と話しました。そして、「またセンターコートに戻りたいという思いでやっております。頑張ってきます」と意気込みました。
1月の春高に向けて、キャプテンの千葉涼夏選手(3年)は「第1代表として、プライドをちゃんと持って、ここで戦ってくれた人たちのためにもしっかり全国でやり切って勝ちたい」と目標を口にした。
<女子準決勝>
旭川実業 2 (25-18、25-18) 0 帯広南商
札幌山の手 2 (19-25、25-23、25-22) 1 札幌大谷
<女子決勝>
旭川実業 2 (20-25、25-18、25-22) 1 札幌山の手


