春の高校バレー北海道代表決定戦は4日、札幌市の北海きたえーるで3日目を迎え、男女の3回戦と準々決勝が行われた。男子は札幌大谷、東海大札幌、北海、北海道科学大高がベスト4進出を決めた。
男子第1シードの札幌大谷は、創部以来初となる北海道大会での3冠を狙います。司令塔を務めるセッターの三谷南々斗選手(3年)は、インターハイで自分たちのプレーを出し切れなかった悔しさとともに、3年生としての責任も感じていた。「先輩らしいところを見せてないのもあったし、自分たちがもっと引っ張っていけなかったのも敗因の1つ」と振り返った。そこから攻撃のバリエーションを増やし、攻撃力の底上げを図った。
今年の春からはけがにも苦しんだ。「けがして迷惑かけちゃったので、トレーニングで予防など補えるとこは全力でやって、ここ半年くらいはけがしないでやれている」と明かした。春高でのベスト8を目標に掲げる札幌大谷。三谷選手は、「しっかり勝って足をすくわれないように、一戦必勝でやっていきたい」と力を込めた。

強豪校がひしめくブロックを勝ち上がったのは、東海大札幌だった。3回戦では第2シードの酪農学園大とわの森三愛にフルセットの末に勝利し、準々決勝では札幌藻岩に終盤苦しめられたもののストレート勝ちを収め、昨年に続くベスト4入りを決めた。松田修一監督は、セッターの和田海人選手(3年)がゲームを落ち着かせたと評価した。最終日に向けては、「持っている力を出すだけなので、相手がどうこうではない。自分たちのバレーをちゃんと展開するということを意識して、頑張ってもらえたらと思います」と意気込んだ。

北海道科学大高はキャプテンでエースの丸山紘弥選手(3年)が攻撃の中心を担う。辻克典監督は「丸山が頑張らないと、チームは最後勝てないですけど、そこに依存しないで勝ち上がるのが目標だったので、昨日今日は顕著にミドルの打数を増やして勝ち上がれたことはすごく価値がある」と評価した。
セッターの成長も大きいといい、「上げ所の間違いがこの1か月ほとんどなくなってきたので信用できる」と述べた。最終日に向けては、「一戦必勝でまず春高の権利をこのメンバーで取りたいと思っています。去年の悔しさを明日の準決勝で出してくれると信じている」と語った。

昨年のこの大会で初のベスト4に進出した北海は、留萌との3回戦では序盤に苦戦したものの、ストレート勝ちを収めた。準々決勝でも旭川実業をストレートで下し、準決勝に駒を進めた。
5日は準決勝と決勝が行われる。準決勝を勝ち上がった男女各2チームが、2027年1月に開幕する春の高校バレーに出場する。
<男子準々決勝>
札幌大谷 2 (25-14、25-14) 0 恵庭南
東海大札幌 2 (25-13、25-23) 0 札幌藻岩
北海 2 (25-20、25-14) 0 旭川実業
北海道科学大高 2 (25-14、25-13) 0 伊達開来


