11月3日、春の高校バレー北海道代表決定戦は札幌市の北海きたえーるで2日目を迎え、男女の2回戦が行われた。男子は43校、女子は47校が参加し、1月に開幕する春の高校バレー出場権を争う。
2回戦にはシード校が登場。男子は札幌大谷、酪農学園大とわの森三愛、北海道科学大高、北海、女子は旭川実業、札幌大谷、札幌山の手、帯広南商が、それぞれ3回戦進出を決めた。
2年ぶりの全国大会出場を目指す札幌山の手は、室蘭清水丘と対戦。第1セットを25-7、第2セットを25-16で奪い、ストレート勝ちを収めた。
インターハイ予選では準決勝で敗れた札幌山の手。夏には本州へ遠征し、関西の大学や全国上位校の金蘭会などと練習を重ねた。キャプテンの渡邊陽織選手(3年)は、遠征を振り返る。「高さもあるしパンチもすごくあって、私たちに全然足りていないいい技術がたくさんあって、全国レベルを思い知らされたというか、もっとやっていかないと勝ち進めないなって思いました」
遠征を通じて、チームではレシーブ力の不足を課題として共有。「レシーブ力が足りないと話し合って、守備力、レシーブの大切さとかを学ぶことができた」と語る。その後は、レシーブ練習に力を入れてきた。
姉の陽織選手とレフトの対角を組む妹の渡邊麻妃選手(1年)は、「姉と一緒に全国行きたくて、最後1年かぶるということで山の手を選びました」と、札幌山の手への進学を決めた理由を明かす。姉とともに出場した夏のインターハイ予選では、自身の力不足を痛感した。「自分の力不足の部分がすごく目立っていて、悔しい思いをした」と振り返り、その悔しさを胸に練習を重ねてきたという。「その努力を出し切れるように頑張ります。少しでも多くのセットを姉と一緒にできるように頑張りたいです」と意気込んだ。

渡邉徹監督もレシーブの重要性を強調する。「アウトサイドがレシーブして自分で打てないと、上行って通用しない。大学でも通用するためにはレシーブっていうのは“絶対”ですから、スパイクよりもまずレシーブ」と話し、レシーブを強化ポイントに掲げて練習に取り組んできたという。
また、1年生が多いチームについては、「精神面、体づくりは一生懸命やってきた」と話した。陽織選手については、「本当に頼もしくなりました。去年はミドルでやってましたが、エースにして、それに十分に応えてくれるように育ってきています」と評価。最後は「しっかり優勝して、なんとかあの子たちを春高の舞台に一緒に連れて行くのが私の目標です」と語った。


