春の高校バレー北海道代表決定戦の最終日が11月5日、札幌市の北海きたえーるで行われ、激戦ブロックを勝ち上がった東海大札幌と札幌大谷が、1月に開幕する春高バレーの出場権を獲得した。
男子準決勝第2試合は、東海大札幌と北海道科学大高の対戦となりました。第1セットは、北海道科学大高の藤澤海星選手(1年)が攻撃をけん引。接戦の中、東海大札幌もキャプテンの近江樹選手(3年)や清水隆臣選手(1年)が勝負どころでスパイクを決め、25-21で第1セットを先取した。
北海道科学大高は第2セット、キャプテンでエースの丸山紘弥選手(3年)が得点を重ねて反撃。しかし東海大札幌も、屋敷漣選手(3年)がクイックやブロックで応戦し、終盤までもつれ込む激戦となった。23-23から屋敷選手のブロックと清水選手のスパイクが決まり、25-23でセットを連取。東海大札幌はセットカウント2-0で勝利し、2年連続の決勝進出を決めるとともに、春高出場権を獲得した。
試合後、キャプテンの近江選手は、「インターハイ予選から東海大札幌として不甲斐ない結果ばかりだったので、全国という舞台に立てるのがとても嬉しいです」と喜びを口にした。自身のプレーについては「キャッチに少し不安があったんですけど、しっかり冷静に自分の持ち味である跳躍力を生かして打つことができて、決め切れたのが良かったです」と振り返った。

男子決勝は、準決勝で北海を破った札幌大谷と東海大札幌の対戦となりました。第1セットは、キャプテンの櫻庭瞬貴選手(3年)や松井大樹選手(1年)らが攻撃をけん引。4連続得点を含む安定した試合運びで、札幌大谷が25-18で先取した。
櫻庭選手は、大会の3週間ほど前にリベロからスパイカーに転向した。「リベロと違ってレシーブを受けるポジションも違うので、コート全体が見えるようになった」と話しており、レシーブ、スパイク、ブロックとコートを動き回り、チームを支えた。
しかし第2セット、札幌大谷にアクシデントが起きた。5-5の場面でセッターの三谷南々斗選手(3年)が負傷し、ベンチに下がった。その後は元沢想選手(1年)が司令塔を務め、松井選手や小西出隼翔選手ら1年生が活躍。それでも、札幌大谷にマッチポイントを握られながら東海大札幌が逆転し、27-25でセットを奪い返しした。

第3セット、札幌大谷は石黒太誠選手(3年)と中嶋志哉選手(2年)がコートに入り、得点を重ねました。両チームがサイドアウトを取り合い、譲らない展開が続いたが、最後は清水選手のスパイクが決まり、25-22。東海大札幌がセットカウント2-1で逆転し、4年ぶりの優勝を飾った。
松田修一監督は、「トーナメントで厳しい試合が続いていたのが、逆に彼らには良かったのかなと。昨日からのシーソーゲームで我慢しきれた。前日からの結果がいい形につながった」と振り返った。マッチポイントを握られてからの逆転劇については「本人たちが本当によく頑張ってくれた。その一言に尽きます」と選手たちを称賛。1月の春高に向けては「もう1回チームを解体する気持ちで、全国大会に向ければ」と述べた。
<男子準決勝>
札幌大谷 2 (25-14、25-15) 0 北海
東海大札幌 2 (25-21、25-23) 0 北海道科学大高
<男子決勝>
東海大札幌 2 (18-25、27-25、25-22) 1 札幌大谷


