福井県は6日、県内への就職支援サイト上で、登録者368人分の個人情報が一時的に閲覧できる状態になっていたと発表しました。このうち10人分の情報が実際に閲覧されていました。
県によりますと、UIターン者向けの就職支援サイト「291JOBS」で、登録者がサイトにアップロードした職務経歴書や履歴書に記載された、氏名、住所、電話番号、生年月日、顔写真などが一時的に閲覧できる状態となっていました。
県は、サイトの保守を委託している「株式会社システム研究所」の設定誤りが原因だとしています。
10月29日に、過去にサイトに登録していた人から「自身の職務経歴書がインターネット検索で閲覧できる」とのメールが県にありました。県はすぐにサイトの公開を停止し、個人情報データを外部からアクセスできないよう対応するとともに、閲覧ログの解析を進めました。
その結果、閲覧可能だった864ファイル、368人分に上ることが分かりました。このうち実際にクリックされたのは14ファイル、10人分だったということです。
県は、閲覧可能だったすべてのファイルを非公開にしたほか、すでに退会した登録者のデータも削除したということです。今後、保守業者を通じ、対象者全員に文書で謝罪するとしています。
県は「今回の事案を重く受け止め、保守業者に対する指導と必要な点検を実施し、再発防止を徹底する」としています。
