宮城県栗原市の「築館貨物運送(株)」が、10月31日までに事業を停止し、破産申請の準備に入った。
東京商工リサーチによると、築館貨物運送は1960年創業の運送業者。
栗原市築館を拠点に、所有する大型トラックでの関東地方への長距離運送を手掛ていた。
地場の荷主を中心に、地域の主要産業である大型ロール紙や、園芸肥料、加工食品などを輸送し、2007年3月期には年間売上高約2億7000万円を計上していた。
しかし近年は同業者との価格競争で運賃単価が低迷し、さらに、運送業のいわゆる「2024年問題」に伴うドライバーの時間外労働規制強化のため、実質的な輸送能力が低下。
燃料価格の高騰や車両維持費などのコスト上昇のあおりも受けて、資金繰りが限界に達したことから、今回の事態に至った。
負債総額は約1億円が見込まれているが、変動している可能性がある。
