11月4日から外来の受け付けが始まった、福島県田村市船引町のたむら市民病院。
市内唯一の病院で、民間からの譲渡を経て2019年に開院したが、建物の老朽化などから市が2024年から建て替え工事を進めていた。
田村市の白石高司市長は「安定した病院運営と、食を通じた健康づくり、食育の推進に努めてまいります」と述べた。
新病院の大きな特徴は「厨房施設」。
病院食だけでなく、保育園の給食なども調理・提供することになっていて、“食育”の拠点としての役割も期待されている。
また、病床は32床から50床に拡大し、乳腺外科や小児科を新設。
かかりつけ薬局に処方せんをファックスし、待ち時間の短縮につながる機械を田村薬剤師会がロビーに設置するなど、より地域に密着した病院に生まれ変わった。
たむら市民病院の佐瀬道郎病院長は「いままでの昭和基準の病院から、この新しい令和基準の病院を準備していただいて、より一層市民の皆様に医療を受けていただけるようにできたら」と語った。
新病院は、鉄筋コンクリート造りの4階建てで、総事業費は病院が約68億4000万円、厨房施設が約6億2000万円だという。
