11月4日から福島県楢葉町の木戸川ではじまったのは、下流にしかけた網に向かって上流からサケを追い込んではさみうちにする伝統の「合わせ網漁」。
なかなかサケが見当たらず、例年より10日ほど遅れてのスタートとなった。
別の魚はとれるものの、サケはまさかの「ゼロ」…実は今年は全国的にもとれるサケの漁が大きく減っていて、9月末時点で去年の同じ時期よりも3割も減少している。
かつて年間10万匹以上のサケがとれていた木戸川。しかし、海水温の上昇で稚魚が死んでしまったり、エサとなるプランクトンが少なくなったりするなどの全国的な傾向に加え、震災と原発事故で稚魚を放流できない時期があったことなどから、ここ数年は不漁が続いていて去年はたったの25匹だった。
木戸川漁業協同組合鮭ふ化場の鈴木謙太郎場長は「始まったばっかりなので、少しでも多く漁をやって、なるべく期待に応えられるように、皆で頑張りたい」と話した。
11月いっぱい行われるという木戸川のサケ漁。たくさんのサケたちが楢葉に帰ってきてくれることが期待される。
