鹿児島県内のJR在来線を盛り上げようと、11月2日からお得な乗り放題切符の販売が始まった。週末にはアートイベントも開かれる。この秋は鉄道で街をめぐってみてはどうだろうか。
2日間2000円で乗り放題
2日に発売されたのは「肥薩線~指宿枕崎線乗り放題きっぷ」である。JR肥薩線の吉松駅から日豊本線、鹿児島本線を経て、指宿枕崎線の枕崎駅までの区間が、2日間2000円で乗り放題となる。

販売は1000枚限定で、なくなり次第終了となる。対象は中学生以上である。販売期間は2027年1月1日までで、スマートフォンアプリ「my route」で購入できる。

厳しい状況が続くローカル線
切符が販売された背景には、県内のローカル線が置かれた厳しい状況がある。指宿枕崎線では、2026年の利用者がJR発足時に比べて約8割減少した。肥薩線も大雨の影響で11カ月の運休を強いられた。こうした路線を盛り上げようと、今回の切符が企画された。

利用者の声「気軽な旅行として」
在来線をお得に利用できる限定切符に、利用者からも関心が寄せられている。
宮崎から訪れた人は「販売を初めて知った。温泉が好きなので霧島や指宿に行ってみたい」と話した。
鹿児島市在住の人は「いつも車で行っていたが気軽な旅行として利用してみたい」と話していた。

肥薩線の各駅にアート作品を展示
乗り放題の対象区間である肥薩線を盛り上げる取り組みも行われる。11月8日に開催される「ナマ・イキVOICE 旅するアートマ」である。
鹿児島テレビの番組「ナマ・イキVOICE」が企画するアートイベントで、肥薩線の各駅にアート作品が展示される。

お得な切符を手に、アートや温泉地をめぐる列車旅を楽しんでみてはいかがだろうか。

