2026年プロ野球ドラフト会議で楽天イーグルスから1位指名を受けた、青山学院大学の渡部海選手が、10月26日、仙台放送のインタビューに答えた。ドラフト会議から数日が経った今の心境と球団への印象、そしてプロ1年目への目標を語ってくれた。
――ドラフトから4日が経ちましたが、今の心境はいかがですか。
渡部選手:吉井監督、石井GMにも来ていただいて、本当に「やっとプロになったんだ」という実感が湧いてきました。
――ご自身の強みはどのようなところにあると感じていますか。
渡部選手:「打てるキャッチャー」というのは自分の持ち味ですが、その中でも守備にこだわっています。ピッチャーの能力を引き出す力や、ピッチャーが投げやすいようにコミュニケーションを取ることが大切だと思っています。構え方やジェスチャーを工夫して、ピッチャーをリードするのが持ち味です。
――理想の選手や理想像はありますか。
渡部選手:キャッチャーとして、まずは守れることが一番だと思います。ただ、チャンスでの一本も求められると思うので、その場面で打てる勝負強さを身につけていきたいです。
――楽天のある選手と深いつながりがあるんですよね。
渡部選手:青山学院大学の先輩でもある中島大輔さんとは、関わりがあります。
――中島選手が4年生の時に、渡部選手は1年生だったんですよね。
渡部選手:そうですね。
――お二人とも青学でキャプテンを務め、大学日本代表でもキャプテンでした。中島選手からは、どのような連絡がありましたか。
渡部選手:ドラフト前にも連絡をいただいて、「楽天あるかもよ」と言われていました。僕も「それは待ち望んでますよ」と答えて、ドラフト当日を迎えました。指名していただいた後にも「おめでとう」と連絡をいただき、「これからよろしくお願いします」とお伝えしました。
――渡部選手から見て、中島選手はどのような人ですか。
渡部選手:そこまで口数が多くなく、熱いという印象もあまりないんですけど、本当に格好いいというか、スマートに野球をする感じです。そういうところは自分にはないので、すごく憧れます。
――今回、中島選手に渡部選手について伺ったところ、「人間性がとにかく最高」とおっしゃっていました。いかがですか。
渡部選手:嬉しいですし、楽天を一緒に強くしたいという気持ちがあります。
――青学の元キャプテン同士の活躍にも期待したいですね。

――ここからは渡部選手の素顔に迫る質問です。現在ハマっているマイブームがあるそうで。
渡部選手:今やっているドラマの「VIVANT」にハマっています。
――フジテレビ系で大変恐縮ですが……ドラマはよく見ますか。
渡部選手:そこまで見ないんですけど、今は見ています。
――大学は寮生活ですよね。選手同士で集まって日常生活を送るのは、いかがですか。
渡部選手:人数も少ないので、コミュニケーションを取る機会も多く、すごく楽しく過ごしています。
――続いて、「野球以外の特技がある」。こちらはいかがでしょう。
渡部選手:いや、ないですね。特技という特技はないです。本当に野球しかやってこなかったので。
――野球選手としては100点の回答だと思います。

――続いて、「どうしても克服できない苦手なものがある」。こちらはいかがでしょう。
渡部選手:整理整頓や片付けですね。自分の部屋も、ものすごく汚いわけではないんですけど、あまりきれい好きではないので、克服しないといけないところです。
――楽天では犬鷲寮に入ることになっていますが、寮生活はやっていけそうですか。
渡部選手:高校、大学と寮生活をしてきているので大丈夫です。きれいにしたいなと思います。
――「ファンに呼んでほしいニックネームがある」。こちらはいかがでしょう。
渡部選手:これといったあだ名はないんですけど、「カイ」と呼ばれていたので、カイですかね。
――これから宮城での生活も始まると思いますが、宮城・仙台や楽天にはどのようなイメージをお持ちですか。
渡部選手:ファンの方も温かいですし、東北の地域全体で楽天を応援してくださっている印象があります。本当に温かいイメージです。

――1年目の目標をフリップに書いていただきました。
渡部選手:「全試合一軍」です。
――この目標にした理由は?
渡部選手:全試合一軍にいるためには、けがもできませんし、一軍にいる以上、チャンスは必ずあると思います。そのチャンスをつかみたいですし、試合に出ていても出ていなくても、一軍の空気を体験したいというのが一番です。

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
渡部選手:楽天イーグルスから1位指名をいただきました、渡部海です。開幕からスタメンで出て、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

渡部海選手
大阪府出身。智弁和歌山高校で2年生の夏の甲子園で優勝。青山学院大学では、1年生の春から正捕手として活躍し4度の日本一に輝き、大学日本代表のキャプテンとしても活躍した。強肩強打が魅力で、今年の大学ナンバーワンキャッチャーとの呼び声も高い即戦力候補。

