プロ野球ドラフト会議が目前に迫る中、上位指名候補として注目を集めているのが、岩手県花巻市の富士大学でエースを務める角田楓斗投手だ。最速153キロのストレートを武器に全国の舞台で存在感を示し、大学日本代表として国際大会制覇にも貢献した。ドラフトへの思いと、その先に見据える大きな目標を聞いた。
武器は平均150キロの剛球
富士大学4年の角田楓斗投手は青森県出身。2026年のプロ野球ドラフト会議で上位指名が期待される大学球界屈指の本格派右腕だ。
ドラフト会議を目前に控えた現在の心境について、角田投手は次のように語る。
角田楓斗投手:
(ドラフト会議は)楽しみな気持ちと不安な気持ちの半々。周りの期待に応えられるよう、なんとか1位をつかみ取りたい。
角田投手最大の武器は威力のあるストレートだ。
最速153キロを誇り、平均球速も150キロ前後をマークする。力強い直球を軸に打者を圧倒し、高い奪三振能力を発揮してきた。
2026年6月の全日本大学野球選手権では12イニングで22奪三振を記録。チームの全国ベスト8入りの原動力となった。
その後、大学日本代表に選出され、大学野球の新たな国際大会「WCBC」に出場。2試合に登板し、日本の初代王者獲得に貢献した。
角田投手は、「少ない力で150キロ近い球を投げるというのをずっと練習し、筋肉量増加を重点的にやってきたので、そこが球速につながっていると思う」と話す。
監督も認める“歴代最高”の実力
角田投手の能力を高く評価しているのが、富士大学の安田慎太郎監督(41)だ。
安田監督は2020年の就任以来、現・北海道日本ハムファイターズの金村尚真投手をはじめ、7人の選手をプロ野球界へ送り出してきた。
その指揮官は角田投手についてこう語る。
安田慎太郎監督:
球速も変化球も含めてマウンドでのバッターの制圧力とか、僕が監督になってから(プロへ)行った投手の中でNO.1だと思っている。
さらにドラフト会議での評価についても、「ドラフト1位で、僕としてはくじ引きをしてほしいと思っている。将来的にメジャーリーグに行けるようなピッチャーになってほしい」と語り、さらに先の舞台での活躍にも期待を寄せる。
目指すは誰もが認める日本一の投手
指揮官の思いと同じく、角田投手も大きな目標を掲げている。
角田楓斗投手:
(ドラフトで)選ばれることも大事ですが、その後に活躍できるかできないか、そこを一番大事にしたい。誰もが認める日本一の投手を目指し最終的な目標にしていきたい。
夢の舞台へと続く、プロ野球ドラフト会議は10月22日。
最速153キロのストレートを武器に大学球界で実績を積み重ねてきた角田楓斗投手。その視線は、「誰もが認める日本一の投手」という目標に向けられている。

