人付き合いは、時に人生を豊かにする一方で、時に心のモヤモヤとなりメンタルに支障をきたすことがあります。
そのため、老活においては「誰とでも仲良く」は不可能。人間関係は“選んでいい”という発想に転換していきます。
老活では「量より質」の人間関係をつくる
これは、何もわがままになれ、自分勝手でいいと言っているのでは決してありません。
誰とでも仲良くしなければという価値観から、人間関係は“量より質”へと次の価値観へ移行することを指しています。
老活における人間関係は、「お互いに思いやりを持って接することができる人」が中心となります。
•疲れる人とは距離をおく
•他人の噂や悪口で盛り上がる仲間内からは外れる
•約束を守らない人とは離れる
•お互いに成長できる人とは継続的につながる
•年齢ではなく人柄で選ぶ
•一緒にいて安心できる人を大切にする
といった、新たな人間関係の基準を設けるのがよいでしょう。
人生はロングライフになったとはいえ、有限であることは事実です。
その限られた時間をストレスがかかる人間関係で消費することは、自分らしく生きることから離れてしまいます。
自分にとって心地よい場所・コミュニティの見つけ方
やはり、自分の興味、価値観、世界観を見直し、その中で人間関係を築くことがセカンドステージを生きる上でのヒントとなります。
もしまだはっきりと見出していなければ、これまでの人生の棚卸しを行い、再確認なり再発見を行うのがよいでしょう。
自分では分析しにくいようなら、「何をしている時が楽しそうか」家族や友人から教えてもらうのも一つの手です。
そうやって、深掘りしていくことが自分自身をよりよく知ることになります。
自己分析が進めば、何だかんだ言って仕事をしているときが一番楽しい、これまであまりできなかった趣味に没頭したい、余った時間を地域やボランティア活動に使いたいなど本当の気持ちが見えてきます。
そこから、あなたが心地よく、自分らしくいられる場所やコミュニティはどこなのかを見定めます。
無理に人付き合いを広げようとするほど、心は消耗します。
人生後半は、「自分にとって心地よい人間関係」を大切にすることが、自分を守ることにつながるのです。
岡 信太郎
人生設計のプロフェッショナル。司法書士(司法書士のぞみ総合事務所代表)、キャリアコンサルタント。北九州出身。
関西学院大学法学部卒業後、司法書士試験に合格し、2012年に独立開業。

