富山県富山市八尾町に本社を置く日東メディックは、自社製品で血行促進・皮膚保湿剤の『ヘパリン類似物質ローション 0.3%「NIT」』(50gおよび100g)から基準を上回るニトロソアミン化合物が検出されたとして、13日から自主回収を始めました。
厚生労働省は2021年10月に、医薬品におけるニトロソアミン類の混入リスクに関する自主点検の実施を各製造業者に指示していて、日東メディックが測定検査を行ったところ、『ヘパリン類似物質ローション 0.3%「NIT」』のうち、製造から25カ月以上が経過したものでニトロソアミン化合物が基準を上回る可能性があるとして、対象製品の自主回収を発表しました。対象は75万7346箱に上るということです。
ニトロソアミン類は、長期間にわたって許容範囲を超えて摂取した場合、発がんリスクを高める恐れがあるとされていますが、日東メディックでは、基準の許容摂取量が70年間摂取することを前提に設定されていることなどから「患者さまの生涯発がんリスクを著しく高める可能性は極めて低い」としています。
今回の回収対象は、暫定管理値を上回る、または上回る可能性のある、製造から25ヶ月以上が経過した市場流通品で、回収対象のロット以外の市場流通品や今後出荷する製品については、現時点では回収やその他の措置は必要ないと判断しているということです。
