イスラム組織ハマスの奇襲攻撃を機にパレスチナ自治区ガザでイスラエルとハマスの戦闘が始まってから7日で3年となります。
2025年10月に停戦が発効しましたが、和平計画は進んでおらず、ガザの人道状況は依然として厳しい状態が続いています。
ガザ地区では2025年10月、アメリカのトランプ大統領が主導してイスラエルとハマスが停戦で合意しました。
しかしイスラエル軍は停戦後もガザ地区への空爆を続けていて、ガザ保健省は5日、2025年10月の停戦合意以降、1460人が死亡したほか、戦闘が始まってからの死者は7万4000人以上にのぼると発表しています。
また、ハマス側も和平計画に盛り込まれた武装解除に応じておらずイスラエルもガザ地区からの完全撤退を拒否するなど計画は形骸化しています。
イスラエルのネタニヤフ首相は5日の式典で、「襲撃に関わった者には報いを受けさせる」と述べ、ハマスへの報復を続ける考えを示しました。
一方、ハマスも6日、「エルサレムを首都とするパレスチナ国家の樹立まで抵抗を続ける」との声明を出し、徹底抗戦の姿勢を示していて戦闘終結への道筋は見えていません。
国連などによりますと攻撃が続くガザ地区では住民約210万人のほぼ全員が避難を余儀なくされているほか、支援物資が十分に搬入されていないためこのうち140万人が食料不足の状態にあります。
国連のグテーレス事務総長は5日、声明で、「恒久的な停戦を実現すべき時だ」と訴え、双方に自制を求めました。
