福島県いわき市を襲った大雨の災害から10月7日で1ヵ月。全国各地で自然災害が相次ぐなか、被災地で力を発揮する頼もしい仲間の育成が進んでいる。
「探せ!」ガレキのなかを駆け回り…「ワンワン!」何かを見つけた様子だ。
福島県西郷村で開催されたのは、災害を想定したセットの中で要救助者を発見する時間などを競う災害救助犬の競技大会。
「災害救助犬」は倒壊した家屋や土砂などの中から被災者を捜索するために育成された犬で、東日本大震災をはじめ、全国各地の地震や豪雨災害などの被災地で活躍している。
大阪府から参加のランドくんは「普段は家庭犬としても可愛がっていますので、訓練では意欲が出るように意識してトレーニングしています」という。
埼玉県から参加あんみつちゃんは「いざという時に役立てるようにしっかり訓練したいと思います」と飼い主は話す。
大会を主催するジャパンケネルクラブによると、災害救助犬は現在全国約30の施設で育成され、出動に備えて134匹がスタンバイ。しかし、全国で災害が相次ぐなか、さらに数を増やすことも求められている。
ジャパンケネルクラブ中央災害救助犬委員会の清水義教委員長は「どちらかと言ったら足りない、もっと優秀な犬が全国各地にいればサッと出動できますから。そういう体制が整っていけたら良いなと考えて」と話す。
どこででも起こりうる恐れがある災害…救助犬も日々備えを進めている。
