日本の南の海上でトリプル台風が発生中です。
その影響で関東の沿岸部などでは波が高くなり、各地に波浪警報が出されています。
埼玉・熊谷市では6日、最高気温29.6度と真夏日に迫る暑さとなりました。
駅前ではギラギラと照り付ける太陽のもとミストがまかれ、日傘をさす人の姿が見られました。
東京都心では正午過ぎに最高気温27.4度を観測し、5日の同じ時間と比較すると約8度の温度差となりました。
手元の気温計で、正午に29度となった東京・巣鴨では半袖姿の人も見られましたが、前日との気温差に、街の人は「きのうときょう違うもんね。大変でした、探すのに。入れたり出したり脱いだり着たり。何を着ようかなとか」「急に暑くなって、きのう寒かったので。先週からずっと体調悪くて、やっと晴れたので気持ちも晴れます」「きょうは30度以上になるというので、急きょ半袖にかえてきた。汗かいたり、その汗が冷えたりするので体調の管理が大変」と気温の変化による体調管理に苦労している様子でした。
若者が集まる原宿でも、この気温差に戸惑う声が聞かれました。
1人は半袖、もう1人はニットのベストと真逆なファッションの2人組は「きょうちょっと汗ばんできちゃって。結構暑くて、脱ぐか迷うくらいの暑さ」「きょう暑かったので、今まで着られなかった夏服着たいと思って。最後のチャンスかな」と話します。
ノースリーブとカーディガンの2人組も「残暑と秋先取りみたいな感じ。ちょうどいいくらいですね」「脱ぎたいなと思ってたんですけど、今(服装)難しいなと思っています」と話しました。
台風27号の影響で波浪警報が発表されている千葉・犬吠埼では、ワンちゃんもお散歩に苦労するほどの強風となっていました。
埼玉県から来たという観光客は、打ち寄せる白波に「もっと青い空に白い灯台が見たかった」と話します。
一方で、犬吠埼の常連客からは「ここの近くに住んでいるので、ある意味台風の日に来たからかえって面白い。足を踏ん張らないと、足腰強くないと立ってられないでしょうね、この強風。(Q. 灯台は登った?)まだです。でもこの強風だから登りたいと思わないかもしれない」との声が聞かれました。
日本の東の海上に現在発生しているトリプル台風。
その1つ、台風27号は小笠原諸島から離れつつあります。
それでも6日朝の小笠原村は、空はどんよりと曇り、木々は風にあおられ大きく揺れていました。
午前6時45分ごろの神奈川・大磯町と小田原市を結ぶ西湘バイパスの様子を見てみると、巨大な波が海からせり上がるように迫っていました。
午前9時20分ごろには、パーキングサービスエリアで巨大な波が柵を乗り越え、道路に覆いかぶさるように押し寄せていました。
そして午後1時ごろには、消波ブロックを乗り越えた大波が海側の下り線だけでなく、山側の上り線の道路にまで達していました。
この高波の影響で、西湘バイパスでは通行止めとなっています。
再び台風への不安が募る中、紅葉の観光名所、栃木・日光市の華厳(けごん)の滝には多くの観光客が訪れていました。
落差97メートルを誇る華厳の滝の迫力に、観光客も「圧巻ですね。すごい迫力です」「すごかった」「久しぶりにこれだけの水を見た気がします。めちゃくちゃ多い。これがあるべき迫力だと思うので、とてもうれしく思います」と満足です。
2026年7月ごろには、華厳の滝のすぐ上にある中禅寺湖の水位が下がり、放水量が制限されたため寂しい姿となっていましたが、長雨により中禅寺湖の水位が戻ったため、華厳の滝も本来の迫力を取り戻していました。
季節外れの暑さとなった6日。
一方で、日本の東の海上には現在トリプル台風が発生していて、太平洋側では高波となっています。
関東や東北の太平洋側で高波が予想されていて、今後も注意が必要です。
また、日本の東の海上には台風28号と29号が発生していて、いずれも列島から離れた東へ進む見込みですが、10日からの3連休は関東から東北の太平洋側で高波が続く恐れがあり、最新の進路に警戒してください。
