富山市が国勢調査で人口を水増しした問題で、富山県警が、市が総務省に提出した「調査票の原本」を総務省から押収して調べていることがわかりました。
富山市が今年5月に報告した国勢調査の人口の速報値は40万人あまりと、確定値より3000人近く多く、総務省は水増しの疑いがあるとして、先月29日に県警に刑事告発していました。
県警は3日に統計法違反の疑いで富山市役所を家宅捜索し、国勢調査の関係資料や内部の連絡文書を押収しました。
その後の捜査関係者への取材で、県警が総務省からも資料を押収したことが新たに分かりました。
押収したのは、市が県を通じて総務省に提出した回答済みの調査票の原本です。
県警は実態と整合しない調査票があるかどうかを捜査していて、今後関係職員への聞き取りを進め、組織的な指示がなかったかを調べる方針です。
