睡眠の質を競う新感覚のレースが開催されました。
賞金はなんと“222万円”です。
5日、東京都内で開催されたのは睡眠競技「マットレース by koala」。
応募数は4万5000を超え、倍率は800倍以上となりました。
参加者からは「(1歳の子供が)普段おなかの上で寝るので、あまり熟睡できていない。この機会に熟睡したいなという気持ちを込めて参加した」「昼寝に関しては自信があるので、頑張って賞金取れるように頑張って寝ます」などの声が聞かれました。
会場に集まる人たちが向かった先には、たくさんのベッドが。
入眠体操を行い、眠る準備に入ると、90分間の戦いが幕を開けました。
丸太の抱き枕を抱える人や、うつぶせになって足を大きく開く人など、皆さん気持ち良さそうに寝ていました。
競技中には、音や光などによる“睡眠妨害”も。
参加者はいかなる状況でも眠り続けなければなりません。
頭に装着した電極で脳波を計測し、寝付くまでにかかった時間や眠りの深さ、安定性などを分析します。
そして、睡眠スコアを算出し、最も高い得点の人が優勝です。
優勝賞金は、眠りを意味する“Zzz”にちなんで“222万円”。
なぜ眠ることを競技にしたのか、開催の背景にあるのは日本人の睡眠不足です。
OECD(経済協力開発機構)の調査によりますと、日本人の平均睡眠時間は7時間42分で、先進国の中で最も短い結果に。
睡眠学者の柳沢正史教授が医学分野の権威ある賞を受賞するなど今、睡眠が注目されています。
コアラジェーピー・アダム翔太さん:
日本の皆さんは睡眠の大切さはよく分かっているはずだが、新しい切り口からその問題にアプローチできるかどうかという背景から考えたアイデア。
競技が終了し、栄冠を手にしたスイミーさんは「眠ることにはすごく自信があったけど、まさか優勝するとは思っていなかったので本当にうれしい。今までと変わらず、安らぐ時間を手に入れたい」とコメントしました。
