ロシア東部のイルクーツク州で感染症の研究所の女性職員が死亡し、現地ではペスト感染の疑いが報じられています。
ロシアメディアによりますと、イルクーツク州の「シベリア・極東ペスト研究所」に勤務していた28歳の女性が体調を崩して入院し、2日に死亡しました。
入院先の病院では、1日から複数の診療科で患者の受け入れや退院が停止され、2日までに女性と接触した約200人が隔離されたということです。
独立系メディアは、検査技師だった女性が研究所で肺ペストの病原体が入った試験管を割ってしまったとの情報を伝え、ペスト感染の可能性を伝えています。
一方、イルクーツク州知事は女性の死因は「原因不明の肺炎」だったとし、「職務に関連する微生物は検出されなかった」と説明しました。
また、「周辺地域の公衆衛生の状況は安定している」と述べ、専門家と注視していくとしています。
これに対してアメリカのルビオ国務長官は、5日、「私たちはこの状況を注意深く注視・監視している。現時点で、過度に警戒すべき状況だとは思っていないが、今後の動きをしっかり見ていく必要はある」とコメントしています。
