10月5日に稲刈りが行われたのは、福島県矢吹町の阿武隈川沿いに整備された「遊水地」。地面を削り低くすることで、川から溢れた水を一時的に溜めることができる。
福島県内では関連死含めて40人が犠牲になった「東日本台風」から7年。
大雨で増水した川の水を分散し下流にある市街地での氾濫を最小限に抑えようと、鏡石町・矢吹町・玉川村で「遊水地」の整備が進んでいる。
この場所で営農ができるのか、2025年から始まったコシヒカリの試験栽培は2年目の収穫を迎えた。
福島河川国道事務所の五代儀貴史(いよぎたかふみ)事業対策官は「昨年度は稲が倒れてしまったので、今年は肥料の量を調整した。遊水地の中でお米が作れる・営農ができると今回で検証できたと思っている」と話した。
遊水地の掘削工事は現在2%ほどが完了していて、2033年度までにすべての遊水地が完成する予定だ。
