ことし4月、JR東西線の列車が橋梁を走行中に異音を検知し、一時運転を見合わせたトラブルについて、JR西日本はきょう=5日、列車の振動により橋梁の部材を固定していたネジが外れ、列車と接触したことが原因だと明らかにしました。
また、このトラブルを受けて同様の構造を持つ橋梁・約260カ所で点検を行ったところ、ネジの緩みなどといった不良が約100カ所見つかったということです。
ことし4月25日、JR東西線・宝塚駅発同志社前駅行きの快速列車が尼崎駅~加島駅間の橋梁を走行中、異音を検知しました。
車両と線路に異常がなかったものの、東西線は一時運転を見合わせ、上下線計52本が運休したほか、計53本の列車に遅れが出て乗客・約3万6000人に影響が出ました。
JR西日本はその翌日、枕木の間隔を保持する部材が外れて車両と接触していたと明らかにしましたが、部材が外れた原因などは調査中としていました。
これについて、会社はきょう=5日、原因について「列車の振動により部材を固定していたネジが外れたため」と明らかにしました。
対策として、今回のトラブルがあった橋梁(JR東西線の上り線)の部材を撤去したうえで、枕木の間隔を保持できる仕組みとして枕木と一体化している「脱線防止ガード」を強化するとしていて、今月中には完了させたいとしています。
一方、このトラブルを受けてJR西日本が同様の構造を持つ橋梁・約260の調査をことし5月に行ったところ、ネジの緩みなどといった不良が約100カ所見つかったということです。
不良が見つかったところは、ネジを締めるなどの改善を講じていて、JR西日本は「お客様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、再発防止に努めます」とコメントしています。
