家族でなごやかな時間をすごしながら食べることで、消化・吸収も促されます。食事の所要時間にも注意しましょう。子どもは飽きっぽいので、30分程度で切り上げます。食べないからといって、長い時間食卓にしばりつけると、ますます食事を嫌がるようになります。
テレビや動画を見ながら食べるのは避けよう
工夫(4)「ながら食べ」はNG。満腹感を麻痺(まひ)させる
食事中にテレビやスマホで動画などを見ながら食べさせるのはNGです。
食事に集中できず、満腹感がわからなくなってダラダラと食べすぎになりやすいためです。自分が何を食べているのか意識せず、機械的に口に食べものを運ぶようなことはやめさせましょう。
動画を見せながら食べさせたほうが、好き嫌いをせずにおとなしく食べてくれるというケースも多いのですが、ながら食べが習慣になると、将来大人になってもそのくせがぬけません。食べているときは、目の前の食事に集中させるのが理想的です。
江田証
医学博士。自治医科大学大学院医学研究科修了。江田クリニック院長。日本消化器病学会奨励賞受賞。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。米国消化器病学会(AGA)インターナショナルメンバーを務める。著書に『医者が患者に教えない病気の真実』『病気が長引く人、回復がはやい人』『おなかの弱い人の胃腸トラブル』(すべて幻冬舎)などがある。

