富山南郵便局と富山北郵便局で、日本郵便の社員(当時)が約9年間にわたって郵便物を自宅などに隠し続けていたことが分かりました。日本郵便北陸支社が14日に発表したもので、隠された郵便物は合計25通にのぼるということです。
■約9年間で25通を隠匿、自家用車や二輪車にも
日本郵便 北陸支社の発表によりますと、この社員は2017年6月20日ごろから2026年7月3日までの間、富山南郵便局と富山北郵便局での勤務中に、受取人への配達や差出人への返還が必要な郵便物合計25通を自宅や自家用二輪車・自家用車などに隠していました。
この社員は今年9月24日付で懲戒解雇処分となっています。
■顧客からの申告がきっかけで発覚
日本郵便北陸支社によりますと、事案が発覚したのは今年6月12日のことで、社員が当時所属していた郵便局に顧客から申告があり、社内調査を進めた結果、郵便物を隠していたことが分かったということです。
北陸支社はその後、6月18日に警察への相談を行い、発覚後は差出人に対して個別にお詫びを行っていて、今後の対応については差出人の意向を確認しながら進めるとしています。
■北陸支社「コンプライアンス指導の徹底に努める」
北陸支社は今回の事案について、「社会的・公共的役割を担い、信用を第一とする弊社として、このような事案が発生しましたことについてお詫び申し上げます」とコメントし、再発防止策の実施とコンプライアンス指導の徹底に努めるとしています。
