自己破産との違い
■個人信用情報に登録されないため、新たな借り入れに影響が出ない
自己破産の場合、債務整理を行ったことが個人信用情報に登録されるため新たなローンを組むことが困難になります。しかし、本制度では、個人情報に事故情報として登録されないため、クレジットカードの作成や新たなローンの借り入れに影響がでることはありません。
■自己破産した場合よりも多くの財産を手元に残すことができる可能性がある
自己破産で手元に残せる財産は原則99万円までですが、被災ローン減免制度では、義援金・支援金・弔慰金に加えて、最大500万円までの預貯金を債務返済に充てずに残すことができる場合があります。その上で、土地などを含むその他の資産を処分して債務返済にあて、それでも返済できない部分は金融機関から免除を受けることができます。
■国の補助により弁護士等の「登録支援専門家」の支援を無料で受けられる
債務整理の手続きについては、「登録支援専門家」の支援を無料で受けることができます。
申し込み方法など詳細は政府広報オンラインのWebサイトでご確認ください。
たとえ自然災害で住宅が被災したとしても住宅ローンの支払いは残り続けます。いざというときに備えて、どんな対処方法があるのか知識を身につけておきましょう。
高山一恵(たかやま・かずえ)
(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

