アルファ米は袋の底を広げる
非常用保存食のアルファ米をおいしく調理するコツがあります。
警視庁警備部災害対策課のXアカウントでも紹介しましたが、お湯や水を注ぐ前に「袋の底を円筒状に広げる」ことが重要です。
ポイントは、単に下を広げるのではなく、両手で袋の端を待ち、トントンとテーブルなどに数回叩いて中のアルファ米が平らになるようにして、袋の底を円筒状にします。
底を広げずに注水線まで注いでも、水の量が足りず硬めのご飯になってしまいます。
私のおすすめはアルファ米にサンマ缶の中身を油ごと入れて混ぜ、「サンマご飯」にしていただくことです。災害救助現場で何度も食べましたが絶品です。
サンマ缶に限らず、ご飯がなくても食べられて塩分が摂れるものを備えておくといいです。缶詰は保存期間が長く、嵩張らず、栄養価も高いのでいくつか持っておくと重宝します。
家の備蓄は分散保管
最近は「災害=避難所」ではありません。電気やガスが止まっても家で過ごせるなら「在宅避難」が推奨されています。避難所よりもプライバシーが確保でき、多少の不便があっても家ならストレスを減らすことができます。
在宅避難の備えは、水、食料、簡易トイレ、し好品などをローリングストックで最低3日分、理想は7日分を家の中に分散して保管することをおすすめします。
一箇所に保管していると家が倒壊したとき取り出せない場合があります。我が家は玄関、寝室、物置の3か所に分散しています。
【ローリングストックの一例】2人分を3か所に分散保管
・水(2L×21本)
・食料(7日分×2人)
・非常用トイレ(70個 ・1人あたり1日5回×7日分×2人)
・赤ちゃんのおしり拭き(断水対策に多めに)
・アルコール除菌スプレー
・猫用の食事、トイレ砂それぞれ3袋
一般的に1人1日あたりに必要な水の量は約3リットルとされています。3日で9リットル、1週間だと21リットルになります。
4人家族の場合、最低限備蓄すると良い水の量は2L×42本、非常用トイレは140個と考えておけば良いと思います。
保存期限ごとに分散保管
分散保管する際は、保存期限の近いもの同士をまとめて保管しておくと、点検作業が簡単になります。
ガスや電気が止まった時に備えてガスコンロも準備しておきましょう。

