地震や豪雨などの災害備蓄は、食料や飲料水、停電対策に意識が向きがちだが、見落とされやすいのが生理への備え。
自治体や避難所で生理用品が配られることはあるが、内閣府はあくまで応急的なものとしていて、種類や十分な枚数が確保されるとは限らない。
また環境の変化で経血量が増えたり、低用量ピルが切れた場合はどうすれば良いのか。緊急時の月経対策について、産婦人科医で成城松村クリニックの松村圭子院長に解説してもらった。
災害直後は流通が止まることも
災害時への対策で大事なのは平時から自分に合う生理用品を多めに備えておくことです。
ナプキンやおりものシートのほか、量が多い人は夜用も含めて少し多めに持っておくと安心です。いざという時のために、下着、密閉できる袋、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、手指を清潔にする用品を一緒にまとめておくと避難所や断水時に役立ちます。
また、持ち出し用とは別に、自宅に少し余裕を持ったストックを置いておくことも大切です。
災害直後は流通が止まり、お店で買えない状況になることも考えられます。普段使っている生理用品を買い足しながら回す形にすると、無理なく備蓄を続けやすくなります。
自治体にも備蓄はありますが、種類も分量にも限りがあり、いつ配布されるかわかりません。自分に必要なものは自分で持つようにしておきましょう。

