アメリカの国防総省は30日、過激派組織「イスラム国」の掃討作戦として2014年から続けてきた「生来の決意作戦(オペレーション・インヘレント・リゾルブ)」を終了し、アメリカ軍のイラクでの任務を正式に終えたと発表しました。
国防総省の報道官は声明で、アメリカ軍を含む連合軍の部隊は北部クルド自治区のエルビル空軍基地から撤収し、任務は成功裏に完了したと強調しました。
報道官は「この12年間にわたる作戦により、組織的な軍事的脅威だった『イスラム国』を打ち破った。今後は戦時下の有志連合による任務から、イラク主導の治安維持体制へと移行する」としています。
アメリカ軍は2003年のイラク戦争後、いったんイラクから撤退しましたが、「イスラム国」の台頭を受け、2014年に派兵を再開、2024年にバイデン政権が撤退に合意していました。
