国連の安全保障理事会は17日、イランへの制裁を監視する専門家パネルの任期延長案を否決しました。
この専門家パネルは、イランへの制裁が守られているかを調べるもので、今月26日に任期が切れることから、アメリカが1年間の延長を求める決議案を提出していました。
17日の採決では、アメリカやイギリス、フランスなど11か国が賛成しましたが、中国とロシアが拒否権を行使し、否決されました。
ロシアと中国は、専門家パネルの延長について「法的根拠がない」と主張しましたが、アメリカは「制裁違反を公平に報告するための情報源を失う」などと批判しました。
こうした中、アメリカ国務省は17日、来週ニューヨークで開かれる国連総会へのイラン代表団の出席を認めると明らかにしました。
ただ、代表団は去年より小規模で、アメリカ滞在中は移動が制限されるほか、ぜいたく品などの購入も禁止されるということです。
