EU(ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長は16日、一般教書演説で、カナダをEUにとって初めての「準加盟国」として迎える構想を提案しました。
フォンデアライエン委員長はフランス東部のヨーロッパ議会で演説し、カナダのカーニー首相が外国政府の首脳として初めて出席しました。
演説で、フォンデアライエン氏は、AIや重要鉱物などの取り組みでカナダと協力を深める考えを示した上で、カナダをEUにとって初めての「準加盟国」とする構想を打ち出しました。
また、ロシアによるウクライナ侵攻や中国への経済的依存などを念頭に、「ヨーロッパの運命はヨーロッパの人々の手にあり続けなければならない」と強調しました。
一方、演説ではヨーロッパで大きな被害をもたらした熱波に触れ気候変動対策についても言及し、ヨーロッパでは「災害による損失のうち民間保険で補償されるのは約25%にとどまる」として、各国の財政負担を軽減するため、「気候保険同盟」を設ける考えを明らかにしました。
