農林水産省は2026年9月16日、牛肉を販売する際に牛の個体識別番号を不適正に表示したとして、岩手県一関市の「いわて門崎丑牧場」に対し、表示の是正勧告を行いました。
岩手県によりますと、この会社では事実と異なる原産地や品種の表示も確認されたということです。
9月16日付で牛トレーサビリティ法に基づく表示の是正勧告を受けたのは、岩手県一関市藤沢町の食肉処理業「いわて門崎丑牧場」です。
農林水産省によりますと、いわて門崎丑牧場は2025年1月6日から2025年2月25日までに販売した牛肉について、仕入れていない番号や存在しない番号など事実と異なる牛の個体識別番号を納品書や商品ラベルに表示していたということです。
不適正な表示が確認された事例は90件にのぼります。
これを受け、農林水産省は9月16日、適正な表示に是正した上で牛肉を販売するよう勧告しました。
また、農林水産省の情報提供を受け、県は2025年2月18日から2026年9月8日までいわて門崎丑牧場への立ち入り検査を実施。
その結果、加工販売した牛肉の一部について、少なくとも2024年3月26日から2025年2月22日までの間、加工販売した牛肉に不適正な表示が確認されたということです。
県によりますと、青森県産を岩手県産とするなど事実と異なる原産地の表示が36件。交雑種を黒毛和種とするなど、事実と異なる品種の表示が25件あったということです。
農林水産省や県によりますと、これらの不適正な表示について、いわて門崎丑牧場は「ラベル作業の確認がずさんだった。 チェック体制が不十分だった」などと話しているということです。
農林水産省の勧告に伴い県は9月16日、いわて門崎丑牧場に対し、食品表示法に基づき、適正な表示に是正するとともに、社内における食品表示のチェック体制の強化などを指示しました。
県はいわて門崎丑牧場が今後提出する報告書を踏まえ、現地確認をしながら再発防止の指導を行うことにしています。
(岩手めんこいテレビ)
