初開催のマドリンクで行われたF1™︎第14戦スペイングランプリ。
予選で0.011秒差でポールポジションを勝ち取ったマクラーレンのランド・ノリスは3勝目を狙う。ただ、地元のイタリアで驚異的な大逆転優勝を飾ったチャンピオンシップトップのキミ・アントネッリが2番手で連勝をもくろむ。
未知数のタイヤの消耗度、オーバーテイクポイントがあまり見当たらないマドリンクでの決勝レースはどのような展開になるのか、注目が集まった。
8勝目でチャンピオンシップのリードを広げるアントネッリ
スタートを決めたランド・ノリスが2番手のキミ・アントネッリとの差を着実に広げて、10周目には約5秒差となる。しかし、ランス・ストロールのコース脇へのマシンストップによって14周目にVSCが発動され、上位の各ドライバーがピットインしてタイヤ交換を行う。

ランド・ノリスは15周目にピットインしたが、VSC解除後のピットインとなり、タイヤ交換にも手間取ったことで、5番手で隊列に戻る。ピットインしなかったシャルル・ルクレールがトップに立ち、ハードタイヤで48周目まで走るが、ピットインで4番手に下がる。
ここまで2番手を走り続けたメルセデスのキミ・アントネッリがトップを走行し、このままチェッカーフラッグを受ける。

キミ・アントネッリは、「簡単ではなかったレースだったから優勝は嬉しい」と語った。これでチャンピオンシップ2位のジョージ・ラッセルに81ポイントの差をつける。
今シーズン3戦目の角田は14位 チームメイトは9位でポイント獲得
15番手スタートだった角田裕毅は、スタート直後にカルロス・サインツと接触して17番手まで順位を落とす。ただ、オーバーテイクが難しいマドリンクではなかなかポジションを上げられず、フェラーリのルイス・ハミルトンのブレーキトラブルによるリタイアやピットインを遅らせる戦略で14番手まで上げるのが精一杯だった。
中団チームは、アルピーヌのフランコ・コラピントが7位、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが9位、アウディのニコ・ヒュルケンベルグが10位で入賞し、3チームがそれぞれポイントを獲得。
角田は、11位・10位・14位と3戦中1戦でポイントを獲得。今後のレースへの参加は不明だが、チャンスがあるならさらなる結果を期待したい。
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