F1™第14戦スペイングランプリの決勝が行われ、15番手スタートの角田裕毅はスタート直後に後方から衝突されるアクシデントに見舞われたが、粘りの走りで14位フィニッシュした。
スペインGPは、首都マドリードの半市街地コース「マドリンク」で初めて開催された。
11位だったオランダGP、10位入賞したイタリアGPに続く3戦目となるスペインGPに出場した角田裕毅(26)は、予選ではマシントラブルもあり15番手スタートと出遅れた。
決勝のスタート直後、角田はアクシデントに襲われる。最初のコーナーでウィリアムズのカルロス・サインツが左後方から角田のマシンに激しく接触したのだ。
レース後、角田はこの接触について、「左後方から激しく追突されて、かなり深刻なダメージを受けて、レースはほぼそこで終わってしまった」と振り返った。その後の走りについては、「ペースは、追突を考えればそれほど悪くなかった。しかし、オーバーテイクが難しいコースで挽回するチャンスはほぼなかった」と評価した。
8カ月ぶりF1復帰となったオランダGPは11位、続くイタリアGPでは10位に入賞し1ポイントを獲得した角田。3戦目のスペイングランプリでもポイント獲得の期待が膨らんだが、14位に終わり、2戦連続のポイント獲得はならなかった。
角田自身も「正直、楽しくなかった」「全体的にまったく楽ではなかった。予選から抱えていた問題を解決できなかったと言わざるを得ない。問題がどんどん悪化していった感じだ。見直すべき点がいくつかあるけど、決勝のレースそのものに関しては、やれる事は何もなかった」と振り返った無念のレースだった。
角田は今シーズン、レッドブルとレーシングブルズでリザーブドライバーを務めているが、レッドブルのアイザック・ハジャーが手首を負傷すると、レーシングブルズのリアム・ローソンがレッドブルのドライバーとなり、角田がレーシングブルズのドライバーとして8カ月ぶりにF1に復帰していた。
次戦アゼルバイジャンGP(27日決勝)に角田が出場するのかは未定だ。
しかし、イギリスのモータースポーツメディア「F1 OVERSTEER」は、ハジャーが別のケガを抱えているとの“パドックの噂”を報じていて、アメリカのモータースポーツメディア「Autoracing1」も「ハジャーはマドリードでも大きな装具を装着しており、チームの代表はバクー(アゼルバイジャンの首都)での復帰を保証できなかった」と報道。
相次いで、ハジャーのケガは当初予想よりも回復に時間がかかるという説を報じていて、角田の4戦連続出場の可能性が浮上している。
