各国の面積をより正確に表す「イコールアース図法」の世界地図で、北方領土がロシアと同じ色で描かれていることがわかりました。
製作者はFNNの取材に、日本語版では色を変更する意向を示しました。
「イコールアース図法」は、国や大陸の面積をより正確に表すもので、今月4日の国連総会で、使用を促す決議が採択されました。
この図法の共同提唱者、トム・パターソン氏が公開する地図では、日本列島が青で示される一方、北方領土はロシアと同じ色で描かれています。
島の名前もロシア語で表記され、「ロシアが実効支配し、日本が領有権を主張している」との注釈が記されています。
パターソン氏は、インターネット上で地図を無料公開し、製作にあたっては、アメリカ政府機関の地図などを参考にしたとしています。
パターソン氏は9日、FNNの取材に、「製作者として、望ましくないと思う状況でも、地図に反映しなければならないことがある」と説明しました。
そのうえで、日本語版では今後、北方領土を日本列島と同じ色に変更する一方、英語版では実効支配の状況を示すため、現在の色を維持する考えを示しました。
これについて日本政府の対応は…
木原官房長官:
政府としては、我が国の領土および地理的名称に関する誤った認識が広まらないようにする必要があると考えており、この地図を掲載しているウェブサイトの運営者に対して、在外公館を通じて、地図の表記を修正するよう申し入れを行いました。
木原官房長官は、「我が国の立場が損なわれないよう対応する」と強調しました。
